
SHOEIは、ヘルメットのシールドに取り付ける防曇シートに電子調光機能を加えたドライレンズ「e:DRYLENS」を発表した。液晶フィルムを使用した電子調光機能により、透過率を瞬時に切り替えることで環境光の明暗差に対応、良好な視界を確保する。SHOEI Gallery(SHOEI Gallery Online Storeを除く)での先行販売は2026年1月9日に開始予定だ。
●文: ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:SHOEI
瞬時に色が変化! 防曇シートに調光機能を加えた「e:DRYLENS」
SHOEIが、ライディング中のクリアな視界を実現するための新たなアイテムをリリースする。その名も「e:DRYLENS」は、ベースとなるシールドの内側に取り付ける防曇シートだが、液晶フィルムを使用した電子調光機能を備えているのがトピックだ。
防曇機能としては、シールドの内側に透明で柔軟性のあるシート取り付けることで、シーリングによってシールドと乃万に密閉空間を作り、「e:DRYLENS」シートの防曇効果とシールドの2層構造の効果で曇りを抑えてくれる。
そして注目の電子調光は液晶フィルムを用い、マニュアルモードでの手動操作、もしくはオードモードの自動調整で、e:DRYLENSシートの光線透過率を「ライト(光線透過率:高)」と「ダーク(光線透過率:低)」に切り替えることができる。
この電子調光機能を利用するためには、e:DRYLENSシートに加え充電式バッテリーを内蔵するe:DRYLENSコントローラーの併用が必須。それぞれ別売りとなっているが、経年で消耗していったときにバラバラで買えるのもメリットと言えそうだ。
e:DRYLENSシートが適合するシールドはCWR-F2、CWR-F2Rで、適合するヘルメットはインナーバイザーを採用していない「X-Fifteen」「Z-8」「WYVERN∅」の3機種。価格は「e:DRYLENS 304」が2万7500円、「e:DRYLENSコントローラー」が6600円となっている。発売は2026年1月9日予定だが、SHOEI Gallery(SHOEI Gallery Online Storeを除く)での先行販売という点には注意が必要だ。
ちなみにCWR-F2Rに付ける場合、ティアオフボタンを外してしまうのでティアオフフィルムは使えなくなるので注意が必要。また、e:DRYLENSシートおよびコントローラーは店舗のスタッフによる取り付けを行い、ユーザー自身によるe:DRYLENSコントローラーの取り付け・取り外しは推奨していない。お手持ちのシールドへのe:DRYLENSシートおよびコントローラー取り付けを希望する場合は、購入時に店舗へシールドを持参してほしいとのことだ。
e:DRYLENS の機能
液晶調光フィルムは、光学機能性フィルムで高い信頼と実績を持つ大日本印刷(DNP)が製造し、AKARI, LLC社を通じて提供を受けて共同開発したもの。光線透過率は下記の通りだ。
ライト時:光線透過率 約65%
ダーク時:光線透過率 約20%
マニュアルモード
e:DRYLENSコントローラーのスイッチを押すごとに、「ライト」と「ダーク」が交互に切り替わる。
オートモード
e:DRYLENSシートが「ライト」の状態で、e:DRYLENSコントローラーのスイッチを約1.5秒間長押しすると、オートモードになる。
e:DRYLENSコントローラーに搭載された外光センサーが光を感知し、明るい場所に出るとON(=ダーク)状態に、暗くなるとOFF(=ライト)状態になる。テストライダーが様々な環境で徹底的に走行試験をし、最適なセンサー感度に設定したものだ。
充電式バッテリー
e:DRYLENSコントローラーのバッテリーは充電式となっており、USB-C端子を使用。バッテリーは満充電からダークの状態で約20時間程度稼働可能で、満充電に必要な充電時間は約3時間程度だ。
注意点
- e:DRYLENSシートは、適合シールド以外には装着できません。必ず適合のクリアシールドを使用してください。
- e:DRYLENSを装着した状態で、夜間やトンネル内、雨天や霧等、視界の悪い環境では使用しないでください。
- e:DRYLENSを、充電しながら走行しないでください。
e:DRYLENS 304 / e:DRYLENSコントローラー
e:DRYLENS 304 ●価格:2万7500円 ●適合シールド:CWR-F2シールド、CWR-F2Rシールド
e:DRYLENSコントローラー ●価格:6600円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(SHOEI)
侍をモチーフとした伝統的かつ個性的なグラフィック Z-9のグラフィックモデル第3弾となる『ローニンズレスト』は、日本の伝統の戦士である侍をモチーフとしたユニークなモデルだ。側頭部には兜をかぶったドクロ[…]
力強いグラフィックパターンのニューカラーが4色追加されて魅力倍増! 『HORNET ADV RECOIL』は、ホワイトとブラックをベースとする全4色のカラーバリエーションが展開される。 メインカラーと[…]
アグレッシブ&コミカルでユニークなグラフィックモデル グラフィックモデルとして第2弾となる『Z-9 KABOOM』は、アメリカのコミックを彷彿とさせるグラフィックを帽体全面に描いたグラフィックモデルだ[…]
SHOEI最新作『Z-9』に早くも登場するオリジナルグラフィック 『Z-9 BURNSIDE』は、ストライプを基調としたシンプルなグラフィックが特徴だ。フェイスガードから頭頂部を通り、後頭部下端まで抜[…]
6月下旬~7月上旬:Kabuto「SHUMA SKALION」 走行開始30秒で涼しさを体感できるKabutoの「SHUMA」に、サソリとトライバル模様をあしらった新色「スカリオン」が追加された。ヘル[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
侍をモチーフとした伝統的かつ個性的なグラフィック Z-9のグラフィックモデル第3弾となる『ローニンズレスト』は、日本の伝統の戦士である侍をモチーフとしたユニークなモデルだ。側頭部には兜をかぶったドクロ[…]
ネオクラなのにサーキットOK!? 軽量&強靭なドライファイバーシェル 最大のハイライトは、クラシカルな見た目ながら「MFJ公認」を取得している点だ。 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の厳しい[…]
空力特性と軽さを備えたネオクラシックフルフェイスが新規追加! 新製品の『HYUGA』は、オージーケーカブトの持ち味である空力特性と軽さはそのままに、デュフューザーなどを備えないシンプルな帽体形状を特徴[…]
スポーティな走りを予感させる空力フォルムとリアスポイラー 一目見て惹きつけられるのが、引き締まったスポーティなサイドシルエットだ。デザイン性だけでなく空力性能もしっかり考慮されており、後頭部には大型の[…]
ミリタリー調グラフィックをまとったハイエンドストリートフルフェイス 『X-SNC PILOT』は、戦闘機パイロットのヘルメットから受けたインスピレーションを具現化したグラフィックが特徴だ。帽体の右側頭[…]
人気記事ランキング(全体)
レーサーの設計思想を公道へ! Hondaが本気で作った2スト250 1983年、Hondaは同社初となる2ストローク250ccスポーツモデル「MVX250F」を発売した。90度V型3気筒という独創的な[…]
400cc4気筒が若者たちの憧れになった時代 日本で400ccクラスのスポーツバイクが大きな存在感を持つようになった背景には、1975年に変更された二輪免許制度がある。新たな制度では400ccを境に免[…]
独自にチューンしたF5型V8ユニットを搭載 ご存じの通り、ストックのZ8がサーキットの匂いを感じさせるスパルタンな仕立てだったのに対し、アルピナが目指したのは「どこまでも快適に、エレガントに長距離を走[…]
重慶ショーで「CB250SSコンセプト」が世界初公開!2027年春に市販 中国・重慶市で開催された「2026中国摩博会(重慶モーターサイクルショー)」。そこでホンダはニューレトロスタイルのコンセプトモ[…]
道具としての高い完成度により、警察車両として採用された 世界恐慌下の1932年に誕生したこのモデルは、本来、バイク乗り向けではなく自動車ディーラーや整備工場の「出張メンテナンス(サービス)用車両」とし[…]
最新の投稿記事(全体)
雨でバイクに乗れなさすぎて、そろそろ気が狂いそうだった女の1日。 皆様こんにちは~。指出瑞貴です♪ 30日間以上、連続雨という東南アジアのような不思議なお天気ですね。自分の休み[…]
車種、そして正規代理店、続々増加中! 2025年春の東京モーターサイクルショーで大々的に日本上陸のお披露目をしたQJMOTOR。 2026年9月時点で車種は15機種、代理店の数も増え、今や58店舗とな[…]
「Z1超え」を果たした世界最速の伝説。GPZ900R Ninjaが持つ永遠のロマン カワサキモータース全面協力!3Dスキャンで純正車を1/4スケール再現 本シリーズで完成するのは、現存する実車が極めて[…]
一度は希少になった「400cc×4気筒」が、いま再びアツい! いま、400ccクラスの4気筒エンジンに再び注目が集まっている。 そもそも400ccと4気筒の組み合わせは、日本のバイク史において決して新[…]
7月の欧州発表から待望の日本解禁!「SV-7GX」が10月13日発売 スズキは、2026年7月8日に欧州で公開されていた新型クロスオーバーモビリティ「SV-7GX」を、2026年10月1日に日本国内向[…]
- 1
- 2



































