
一般社団法人日本ライダーズフォーラム(JRF)は、「日本三霊山ラリー」において、参加ライダーの挑戦の軌跡と修練の度合いを視覚化するための新システム「僧位制度」を導入することを発表した。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:日本三霊山ラリー
霊山を巡る中部日本トライアングルルート
「日本三霊山ラリー」は、古来より日本の山岳信仰の対象とされてきた富士山、立山、白山の3つの頂を巡るツーリングラリーだ。このルートは「中部日本トライアングルルート」と名付けられ、起伏に富んだルートを走行することになる。本イベントは、日本三霊山誘客促進協議会とJRFが協力し、日本を代表する新たなツーリングルートとして提唱されているものだ。
2025年の開催日は10月11日(土)から10月12日(日)の二日間。開催地は静岡県、富山県、石川県および周辺地域だ。スタートイベントは静岡県御殿場市の「富士山御殿場口新5合目 駐車場」で行われ、ゴールイベントは石川県白山市の「一里野温泉スキー場」が舞台となる。定員数は2000台で、参加種別には1名乗車のソロクラスと2名乗車のタンデムクラスが設けられている。
主催は日本三霊山誘客促進協議会、石川県、静岡県、富山県であり、運営はJRF(一般社団法人日本ライダーズフォーラム)、株式会社風間深志事務所などが担っている。
JRFは、太陽を追いかける「SSTR」や「にっぽん応援ツーリング」「マザーレイク・ラリー」といった代表的なイベントも開催しており、オートバイ文化の振興と社会貢献を目的とする団体だ。代表はオートバイによる史上初の北極点/南極点到達で知られる、冒険家の風間深志氏が務めている。
累積ポイントで翌年のゼッケンカラーが変わる!
そんな日本三霊山ラリーの新たな取り組みが、「僧位制度」だ。その肝は、前年度までの累積獲得ポイントが、翌年度のラリーに参加する際のゼッケンカラーを決定する点にある。本年度のラリー終了時に確定した累積取得ポイントに基づき、来年度の「僧位」が決まる仕組みだ。累積ポイントの合計に応じ、翌年度のゼッケンカラーが変わるのである。
挑戦を続けるライダーにとって朗報といえるのが、獲得ポイントが永続的に引き継がれることだ。ただし、ポイント継続のためには2つの条件を満たす必要がある。
ひとつはJRF ENTRY SYSTEMの同一アカウントを使用すること。そしてもうひとつは、過去に参加したラリーで「完走」していることだ。この二点を満たしていれば、不参加の年度があったとしても、過去の獲得ポイントは失われることなく保持されるぞ。
また、2024年の日本三霊山ラリーを「完走」したライダーには、ラリー開催初年度参加の功績として一律10ポイントが特別に加算される。このポイントは2025年ラリー終了時に加算され、2026年度以降の「僧位」決定に影響を与えるのだ。
なお、この制度の呼称はあくまで参加者の修練を視覚化することを目的としたもの。特定の宗教や宗派への勧誘を目的としたものではないので、信仰の種類や有無に関わらず気軽に参加しよう。
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