
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:『8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY』特設サイト
「バイクを文化に」を共有する
日本自動車工業会(自工会)と日本二輪車普及安全協会(日本二普協)は、共催で「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY 2025」イベントを開催する。このイベントは、1989年に政府が二輪車の交通事故撲滅を目的として制定した「バイクの日(8月19日)」に合わせ、交通安全意識の啓発、バイクの日の認知度向上、そしてバイクの有用性・利便性を広く伝えることを目的としたもの。今年で17回目の開催となる。
これに先立ち、7月11日には自工会二輪車委員会がメディアミーティングを主催。各バイク系メディアが集い、今後のバイク業界に対するビジョンを共有した。
自工会二輪車委員会の設楽委員長(自工会副会長/ヤマハ発動機社長)は「バイクを文化に」を掲げ、「バイクには心を豊かにする力がある」と語り、バイクを「浮き沈みのあるトレンドではなく、普遍的な価値を持つ“文化”として根付かせたい」という長期的な展望を示した。
メディアミーティングはあいにくの小雨だったが、バーベキューをつつきながら歓談。
また、2025年4月1日より制度改正された原付一種について、「新基準原付はあくまでも“125cc以下の排気量かつ最高出力4kW以下に制限したもの”が対象であり、原付免許で125ccまでのバイクを運転できるようになるのは誤解」と、正しい理解を呼び掛けた。
今後はプロテクターなど安全性を高める用品の普及促進、安全教習の推進、バイクの社会的向上などバイクを取り巻く環境を改善すべく取り組んでいくとした。
イベント:『8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY』概要
日時: 2025年8月19日(火)14:00~20:00
初の試みとして、平日開催のためビジネスパーソンも仕事終わりに気軽に来場できるよう、開催時間帯を午後から夜にかけて設定された。
場所: 東京・秋葉原 UDX2F「アキバ・スクエア」(東京都千代田区外神田 4-14-1 秋葉原 UDX)
主催: 一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本二輪車普及安全協会
後援: 内閣府、警察庁、警視庁交通部、一般社団法人全国軽自動車協会連合会、一般財団法人全日本交通安全協会、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会
訴求テーマ:
・安全運転意識の啓発
・「バイクの日(8月19日)」の認知度向上
・運転マナー向上
・バイクの有用性・利便性・楽しさ・魅力の発信
特設WEBサイト: イベント情報の他、安全運転のポイントやバイクの有用性・利便性などが紹介される特設WEBサイトが公開された。
イベント内容
イベントは「展示エリア」と「ステージ」の二部構成で展開される。
展示エリア(14:00~20:00):
・国内4メーカーの最新モデル、レースマシン、カーボンニュートラルモデル、白バイの展示
・地方自治体による地方活性化のためのライダー招致活動紹介
・各メーカーおよびバイクウェアメーカーのアパレル紹介
・最新ヘルメット&プロテクターの展示および試着体験
・リアルなバイクレースゲーム体験
ステージイベント(第1部 14:30~17:00、第2部 17:30~20:00):
・トライアルデモ
・自工会、日本二普協の代表者によるオープニング挨拶
・警視庁クイーンスターズによる交通安全啓発ステージ
・ライダーの安全運転とマナー向上に関するセッション
・地方自治体トークショー
・ヘルメット&プロテクターの重要性に関する議論
・ゲストトークショー、カスタム&アートセッション、ミュージックライブ
・抽選会、記念撮影
・両部ともにYouTubeでの生配信が予定されている。
主要参加者
メインMC: 梅本まどか(JAPAN RIDERS アンバサダー)、柴田直美(MC/フリーアナウンサー、千葉県二輪車安全運転指導員)
ゲスト: 相京 雅行、市川 知宏、加藤 ノブキ、花野、川井 麻央、河西 啓介、難波 祐香、平嶋 夏海、
増永 修治、宮城 光、Motovlogger Siro (五十音順)
ゲストライダー: 黒山健一(トライアルライダー)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(イベント)
地域の課題をライダーが解決 舞台となるのは、兵庫県北部の養父市と朝来市にまたがる日本遺産「鉱石の道」だ。ここは、かつて日本の近代化を力強く支えた鉱山の史跡群が点在する、歴史ロマンあふれるエリア。しかし[…]
世界初公開のプロトタイプ&コンセプトモデルも登場予定! ホンダが公式素材として配布した写真はモーターサイクルショー展示車および鈴鹿8耐時点のもの、つまりミラー未装着の車両だが、JMS展示車はミラー付き[…]
ふだんは走れないマシンで、絶景ロードを独り占め 「クラシック&原付・スペシャルバイク走行撮影会」は、伊勢神宮への参拝をゴールとする「おかげ参りツーリングラリー2025」のスペシャルイベントという扱いだ[…]
東京ビッグサイトのような会場が熱気に包まれる 日本のお隣であり、スクーターが一大人気を誇ることでも知られる台湾にて例年開催されている「台湾モーターサイクルショー」を取材してきたのでレポートをお届けした[…]
EXILEの本格再始動をライブスタッフユニフォームでワークマンが応援! 9月25日、都内において、株式会社ワークマンと株式会社LDH JAPANとのコラボプロジェクトである【EXILE×WORKMAN[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
1903年以降、ナンバーはずっと使い続けることができる英国 ナンバープレートがオークションなどの売り物になること、じつはイギリスではさほど珍しいものではありません。 イギリスでは一度登録したナンバーを[…]
出展テーマは「By Your Side」 スズキは、2025 年10 月30 日から11 月9 日まで、東京ビッグサイトで開催されるJapan Mobility Show 2025 (ジャパンモビリテ[…]
7.3リッターとなる心臓部はコスワースがカスタマイズ 今でこそアストンマーティンの限定車はさほど珍しくもありませんが、2000年代初頭、すなわちフォード傘下から放り出された頃の彼らにとってスペシャルモ[…]
まさかのコラボ! クロミちゃんがホンダバイクと出会う ホンダがサンリオの人気キャラクター「クロミ」と、まさかのコラボレーションを発表した。クロミがバイクに乗りたくなるというストーリーのオリジナルアニメ[…]
新型「アドレス125」がコスパ最強で登場! 原付二種スクーターのド定番「アドレス125」が、9月10日にフルモデルチェンジして発売された。フレームを新設計して剛性を上げつつ軽量化し、エンジンもカムシャ[…]
人気記事ランキング(全体)
低く長いデザインが個性マシマシ! レトロモダンなボバークルーザー 中国から新たな刺客がやってきた! ベンダは2016年設立の新興メーカーで、独自設計のエンジンを搭載したクルーザーを中心に、ネイキッドな[…]
ネイキッドブームの立役者もライバル続出で遂に対抗刷新! 1989年、カワサキがリリースしたZEPHYR(ゼファー)は、レーサーレプリカ熱が冷めたタイミングもあって、瞬く間に400ccクラスの販売トップ[…]
フレディ・スペンサー、CB1000Fを語る ──CB1000Fのインプレッションを聞かせてください。 とにかくすごく良くて、気持ちよかったよ。僕は何年もの間、新しいバイクのテストをしてきた。HRCのテ[…]
ゼファーとは真逆のコンセプトで独り勝ちを掴む! 1989年のカワサキZEPHYR(ゼファー)をきっかけに、カウルのないフォルムをネイキッドと呼ぶカテゴリーが瞬く間に人気となった。 続いて1991年に、[…]
前年モデルでTFTディスプレイを獲得した無印 北米スズキは、2005年型GSX-R1000(通称K5)由来の痛快な並列4気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「GSX-S1000」およびスポーツツア[…]
最新の投稿記事(全体)
トップス&インナー 機能性抜群な冬用パーカー JK-630:1万3000円台~ 伸縮性の高い透湿防水生地を使用したウインターパーカー。保温性に優れた中綿入りなので、暖かさをキープし快適なライディングを[…]
1903年以降、ナンバーはずっと使い続けることができる英国 ナンバープレートがオークションなどの売り物になること、じつはイギリスではさほど珍しいものではありません。 イギリスでは一度登録したナンバーを[…]
ライダーの「不安」を解消する全方位監視性能 「Driveman DD-1000」の開発責任者は、「秋のライダーが直面する『後方の不安』と『夜間の不安』、この両方を解消したいという想いで開発した」と語っ[…]
秋向けライディングギア 機能性抜群なライディングパーカー JK-604:1万2000円台~ ヨーロッパで人気の気軽にはおれるケブラー裏地入り、スリーシーズン向けスエットパーカ。肩と肘にはCEレベル2ソ[…]
テレスコピック×フラットツインは1300cc化でより軽やかに! まず正直に言うと、残念ながらR1300RS&Rの試乗はフルウエットのみで、試乗時間も2台合わせて45分という限られた時間だった。各車のお[…]
- 1
- 2