
オートバイ用品メーカーのアールエスタイチが展開する、走行風を利用して身体を冷却する気化冷却システム「LIQUIDWIND(リキッドウインド)」に、新型の専用ベスト「RSU505リキッドウインドブースターライトベスト」が追加され、2026年4月より発売される。ユーザーの声を反映し、冷却の即効性と長時間ライディングでも疲れにくい装着感を両立した一着だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:タイチ ●外部リンク:アールエスタイチ
冷却の立ち上がりを早め、軽量で自然なフィット感を実現
アールエスタイチから、猛暑のライディングをサポートする気化冷却システム「LIQUIDWIND(リキッドウインド)」の新型専用ベスト「RSU505リキッドウインドブースターライトベスト」が登場した。価格は1万450円となっている。
リキッドウインドは、腰に装着した電動ボトルから冷却水をアンダーウエアに送水し、走行風の力で気化冷却を起こして胸部と背中を集中冷却するシステムだ。その冷却の仕組みは、まず送水チューブから首元へ冷却水が染み出し、アンダーシャツの胸部と背中を水分で満たす。そこに走行風を受けることで、水分が蒸発する際に熱を奪う「気化熱効果」を利用して急速にクールダウンする構造となっている。さらに、専用の冷却水「GATSBY LIQUIDWIND WATER」は化粧品メーカー・株式会社マンダムとの共同開発によるもので、メントールなどの清涼成分を配合。気化冷却による物理的な冷たさに加えて、メントールの効果によりひんやり心地よい冷たさが長時間持続する設計となっている。2024年モデルからは送水システムが電動化されており、5分ごとのオートマチックモードにより、走行中もボタン操作なしで冷却水を送水し気化熱冷却を促すことができる。
新発売のベストは給水経路が見直されており、標準装備されるクーリングブースターチューブは従来よりも細く、容積を約60%削減。これによりチューブ内の残留液が減り、ボトル内で保冷された冷却水が素早く首元へ届くため、冷却の立ち上がりが向上している。また、従来品よりも短い丈と、異素材のメッシュとストレッチパネルを組み合わせることで、軽く自然な着用感を実現した。送水チューブを取り外せば手洗いや洗濯機(要ネット)での洗濯も可能だ。
さらに、リキッドウインドはツーリング用途に最適である一方、市販のファン付きウエアの下に着用して併用すれば、走行風がない状況でもファンが生み出す空気の流れを利用して冷却効果を発揮する。タイチではファン付きウエア自体の販売は行っていないものの、キャンプや釣り、屋外作業など、バイク以外の幅広いシーンでの猛暑対策としても活躍しているという。
なお、リキッドウインドを使用するには、本製品に加えて別売りの「保冷ボトルキット(電動)」、専用冷却水が必要となる。また今年は、頻繁にリキッドウインド使用するライダー向けに、従来比4倍となる大容量タイプでランニングコストが抑えられる専用冷却水(1980円)も新たにラインナップされた。
ダブルの消臭成分を配合し、バイクから降りたあとの気になる汗のニオイを軽減。
RSU505 リキッドウインド ブースター ライトベスト 製品概要
- 価格:1万450円
- サイズ:S、M、L、XL、XXL
- 色:ブラック
- 別売:リキッドウインド 保冷ボトルキット(9900円)、ギャツビー リキッドウインド ウォーター(660円/大容量タイプ1980円)
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