
国内最大の水平対向エンジンを搭載し、グランドツアラーという一大ジャンルを切り開いたホンダ「ゴールドウイング」。1975年に初代となるGL1000が登場してから50周年を迎える今、その変遷を振り返りたい。2025年モデルではカラーバリエーションの変更に加えて、特別仕様の50周年記念車が登場した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ『Gold Wing 50周年記念サイト』
専用ロゴがファン心をくすぐる
1975年に初代GL1000が誕生してから50年が経つホンダのプレミアムツアラー、ゴールドウイング。2018年のフルモデルチェンジでは、フロントにダブルウィッシュボーンサスペンションを採用するなど、ホンダのフラッグシップモデルにふさわしい先進装備でアップデートされ、支持を拡大した。
オートマチック機構のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)には、ホンダのバイクで唯一の7足を採用していることも特長だ。
2025年4月17日発売の2025年モデルでは、カラーバリーエーションを一新。ニューカラー「デジタルシルバーメタリック(ツートーン)」の1色設定に加え、新たにタイプ設定された特別仕様の50周年記念車にはボルドーメタリックを採用した。
デジタルシルバーメタリックは、メインフレーム、前後ホイール、マフラーカバーなど車体下部の配色をブラックとして重厚感を表現。「Gold Wing Tour 50th ANNIVERSARY」のボルドーレッドメタリックは、サドルバッグに配したロゴをゴールドにしたほか、センターコンソール部とスマートキー本体には50周年を記念した専用ロゴを配していた。
HONDA Gold Wing Tour/50th ANNIVERSARY[2025model]主要諸元
主要諸元■全長2615 全幅905 全高1430 軸距1695 シート高745(各mm) 車重390kg(装備) ■水冷4ストローク水平対向6気筒SOHC4バルブ 1833cc 126ps/5500rpm 17.3kg-m/4500rpm 変速機7段DCT 燃料タンク容量21L ■タイヤサイズF=130/70R18 R=200/55R16 ●価格:374万円[385万円] ●色:赤(ツートン)、銀 ●発売日:2025年4月17日 ※[ ]内は50th ANNIVERSARY
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