
MT-09の並列3気筒エンジンとシャーシをベースに丸型ヘッドライトなど、レトロフィット外装を与えられたヤマハの人気ネオクラシックモデルXSR900。初登場は2016年なため、手頃な価格の出玉も増えており、中古車としての注目度も高い。この機会に各年式の違いをおさえて、自分に最適な一台を選んでみよう。この記事では2019年モデルを紹介する。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ヤマハ
スポーティ&ファッショナブルなブルー系が登場
ヤマハのスポーツ・ヘリテイジ(伝統・遺産)を標榜するXSRシリーズ。スーパースポーツやネイキッド」といった従来のカテゴリーを越え、レトロな外観やその背景の物語性を秘めながらも、先進技術に基づくエキサイティングな走りを楽しめるカテゴリー「ネオレトロ」を代表するモデルといえる。
そんなヤマハのネオレトロの旗艦が、2016年から登場したXSR900だ。2019年モデルでは、2018年モデルの平成28年排出ガス規制対応に伴う車両とエンジンの型式の変更を引き継ぎつつ、ライフスタイルに調和する新カラーリングを追加。
それが、”ヤマハスポーツヘリテージ”イメージとスポーティーさを兼ね備えた「ダルパープリッシュブルーメタリックX」で、タンクカバー側面のブルーラインがシックにスポーティーなイメージが強調されていた。なお、2018年モデルから続く「マットグレーメタリック3」と「ブラックメタリックX」は継続販売だった。
YAMAHA XSR900[2019model]スペック&カラー
主要諸元■全長2075 全幅815 全高1140 軸距1440 シート高830(各mm) 車重195kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 845cc 116ps/10000rpm 8.9kg-m/8500rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●発売当時価格:104万2200円 ●色:青、灰、黒 ●発売日:2019年3月28日
【YAMAHA XSR900[2019model]】ダルパープリッシュブルーメタリックX
YAMAHA「XSR900」最新相場情報
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