
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:登録手続き申請書メーカー
スマホで各種申請書を作成、二次元バーコード経由でプリントアウト可能に
自動車検査登録手続きのデジタル化を推進する国土交通省は、関東運輸局にて2025年2月より「登録手続き申請書メーカー」を運用開始した。3月11日までに関東全域で利用可能になり、さらに5月以降は順次全国へ展開予定だ。
「登録手続き申請書メーカー」は、自動車および250cc超のバイク(いわゆる車検付きバイク)にかかわる以下の手続きをスマートフォンなどからWeb上の入力フォームに入力し運輸支局や自動車検査登録事務所の窓口にある二次元バーコードリーダーにかざすことで申請書の印刷が可能になるというもの。
これまでは代書業者に依頼するか、窓口で書式を教わりながら手書きで申請書に記入する必要があったが、申請書メーカーを利用すれば質問に答えていくだけで申請書をスピード作成できるという。
対象になる手続き
- 所有者及び使用者の変更(移転登録・変更登録)
- 氏名、住所及び使用の本拠の位置の変更(変更登録)
- 一時的な使用中止(一時抹消登録・自動車検査証返納)
- ※移転・変更登録との複合申請にも対応
- 輸出予定の届出(輸出抹消)
- 車検証を紛失・盗難・毀損したときの再交付(自動車検査証再交付)
- ローンの完済/リースアップ(所有権留保の解除)
- 予備検査、継続検査
実施場所
- 運輸支局:東京、神奈川、千葉、栃木、山梨
- 自動車検査登録事務所:土浦、佐野、野田、習志野、袖ヶ浦、熊谷、春日部、所沢、足立、練馬、多摩、相模、湘南
紙の譲渡証明書や納税証明書が原則不要になるワンストップサービス(OSS)開始
一方で、四輪ではすでに開始されている、新規登録や中間登録、継続検査などの手続きを簡易化するワンストップサービス(OSS)について、2025年4月1日より250cc超の小型二輪車も対象になることが発表された。
バイクの場合、対象になる手続きは『新車購入時の新車新規検査』および『車検時の継続検査』。OSSの利用によって手続きのために各行政機関を訪れる必要がなくなり(※運輸支局の窓口等で「車検証等」を受け取る必要はある)、24時間365日いつでもどこからでもオンライン申請できるようになる。また、インターネットバンキング等のキャッシュレス納付も利用できる。
これにともない、軽自動車税の納付確認も運輸支局等でオンライン共有されることになるため、これまで継続検査に必要だった『紙の納税証明書』が原則不要になる。これはOSS申請だけでなく窓口申請においても同様に対象になる。ただし、オンラインで納付確認ができなかった場合には紙の納税証明書の提示がこれまでと同じく必要になるというから注意が必要だ。
OSS申請を利用できるのは、バイクの使用者本人、あるいは申請代理人の行政書士。指定自動車整備事業者は記録等事務代行者としての委託を受けることはできるが、行政書士法上、二輪車のOSS代理申請を行うことはできない。資格のある業者が主な対象と思われ、2~3年に一回登録事務所を訪れる程度の個人がユーザー車検に利用するにはハードルが高そうだ。
ショップに車検を依頼する場合で言えば、ユーザーにとっては紙の納税証明書の提出が不要になるのが最大の違い。その他の手続き等については基本的にショップおよび行政書士にお任せになるので、体感的には納税証明書提出の有無以外にさほど変わりはないと思っていいだろう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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