『マシン オブ ザ イヤー(MOTY)』は、その年に新車として国内販売されたバイクの中から読者人気ナンバー1を決める恒例イベント。皆さんの1票で順位が決まる、ヤングマシンでも特別な企画です。その歴史は半世紀を超え、今回で52回目を迎えています。”2024″は本サイトに訪れたユーザーに任意でお願いをし、結果350人からの投票をいただきました。みなさんが選んだ、750-401cc(大型二輪)バイクの人気ランキングを見ていきましょう!
●文:ヤングマシン編集部(ヤマ)
- 1 【第1位】スズキ SV650/X:110票
- 2 【第2位】ホンダ CBR600RR:82票
- 3 【第3位】カワサキ Z650RS:48票
- 4 【第4位】カワサキ ニンジャZX-6Rシリーズ:43票
- 5 【第5位】ヤマハ YZF-R7:42票
- 6 【第6位】ホンダ CB650R/Eクラッチ
- 7 【第7位】ホンダ CBR650R/Eクラッチ
- 8 【第7位】ヤマハ XSR700
- 9 【第9位】ヤマハ テネレ700
- 10 【第10位】ヤマハ MT-07
- 11 【第11位】ホンダ NC750X
- 12 【第12位】スズキ Vストローム650/XT
- 13 【第13位】ホンダ レブル500
- 14 【第14位】カワサキ ニンジャ7ハイブリッド
【第1位】スズキ SV650/X:110票
ツウにも根強く愛される、スズキのSVが王座に輝きました。もはや貴重となってしまった国産V型2気筒エンジンを搭載するミドルネイキッドは、”ザ・バイク”とも言えるようなピュアな走りも魅力的です。操る楽しさはもちろんのこと、シンプルな構成、経済性、そしてVツインの味わいについて高く評価する人多数です!
読者の声
乗ってて楽しいですよ。物足りないないこともなく、先にいきすぎることもないです。あと、Vツインとトレリスフレーム、それにカフェスタイル(Xに乗ってるので)なので、言うことありませんw/あのコンパクトサイズで程良いパワーのV型エンジン。唯一無二/軽い、トルクが何速からでもモリモリ、現在持っている/今では貴重な90度Vツインエンジンの味わいと電子制御が盛っていないシンプルな構成。もしユーロ5+規制で生産終了になるならその前に是非手に入れておきたい/Vツインの鼓動感と地を蹴る躍動感、後はレギュラーガソリンでまったり走ればリッター30は走る経済性/見た目が好みで更に価格が安い為/Simple is Best
日本でも追って登場か スズキは英国で、SV650の新色を発表した。欧州においては2年ぶりのカラーチェンジで、3色あるバリエーション全てが刷新されている。 前回欧州でカラーチェンジが実施されたのは202[…]
【第2位】ホンダ CBR600RR:82票
次点は2023年の鈴鹿8耐でプロトタイプが発表された、CBR600RRです。晴れて国内発売の運びとなり、600スーパースポーツ代表選手の名が繋がることになりました。新型は令和2年排出ガス規制をばっちりクリア。サーキット走行も楽しめる点はもちろん、センターアップマフラーなどデザイン面を推す声も多い印象です。
読者の声
カッコイイ、スパルタン/センターアップマフラー‼ /600ccスーパースポーツ! /ミドルクラス随一のスポーツ性能が素晴らしいです/スーパースポーツでたまのサーキットも楽しみ/嫁の所有車であり、たまに自身も借用しているので、愛着があるので/やっぱり高出力の4気筒がいい//リヤシート下マフラーがカッコいい。デザインが完成されている/バランスのいいキャラクター性と尖った性能、カッコいいけど愛嬌もあるデザインのバランスがすきです/一目惚れ/現在の愛機です。とても気に入っています
排ガス規制に適合しつつ、実質的に値下げを敢行 今年の鈴鹿8耐でプロトタイプが発表されたCBR600RRが、正式に国内発売の運びとなった。2020年9月に発売された従来型(2BL-PC40型)は平成28[…]
【第3位】カワサキ Z650RS:48票
“令和のザッパー”、Z650RSが表彰台入りです! Z900RSというシリーズ長兄の人気も凄いものがありますが、こちらも着実に票を集めました。ヤングマシン情報収集班によれば、もしかしたらZ400RSという3番目の兄弟が出現するかも?! クラシカルなデザインや扱いやすさ、ちょうどいいパワー感が好まれている模様です。
読者の声
軽くて十分なパワー! 普段使いもツーリングもどんと来い! /サイズと軽さが丁度いい/選択肢が750までならこれかな/気取らず、必要十分。優等生/軽量でレトロなデザイン。センタースタンドがあれば買ってました/スタイルがクラシカルで二眼メーター。ETC標準装備であることも。電子制御が必要最少限であること/Z伝説の継承/乗りやすそうで、来月購入予定です/Z2系が好き/旧ザッパー似なので/あまり見ないから
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
【第4位】カワサキ ニンジャZX-6Rシリーズ:43票
お次もカワサキが入賞ですが、ヘリテイジから打って変わってフルカウルモデルが4位です。レースレギュレーションに縛られない636ccに排気量を設定した、ミドルスーパースポーツ。2024モデルでは空力性能を突き詰めた新カウルでスタイルを一新しました。4気筒エンジンと速さ、乗りやすさが好評です。
読者の声
4気筒でこのデザインが最高/フォルムが好き/国内生産のハイパフォーマンスモデルだから/以前乗っていた。乗りやすくいいマシンでした/1番乗りたいデザインと性能! /軽量コンパクトでバカ速い! /カワサ菌感染者なので/速い、かっこいい。ネガティブ面も多いけど、600SS消えないでほしい/漢Kawasaki! (←時代錯誤w)/ミドルSSが買いたい為
新KRTカラーのほかホワイトも新ラインナップ カワサキは、ライバル勢の600スーパースポーツに対し37ccのアドバンテージを持つ「ニンジャZX-6R」の車体色を変更し、2025年モデルとして2024年[…]
【第5位】ヤマハ YZF-R7:42票
5位はMT-07やXSR700、テネレ700らと共通の並列2気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツモデルです。270度クランクを採用、サーキットでも扱いきれて楽しめるスーパースポーツとして人気ですね。なお2025年モデルではニューカラーを発表しました。得票ではカッコいいの一言多数、好きすぎて語彙力崩壊?!
読者の声
カッコいい/とにかくかっこいい/細長くてかっこいい/カッコ良い/かっこいい/イケメン/ハンサム/スタイルが格好良く軽くてCP2エンジン最高/ヤマハが好き! 前傾がすき! /ヤマハ好き/ssであり、使いやすい/ストイックな仕様/余計なものが付いておらず、ライダーが操っている感があるから/程よい性能と本気のポジション/目が他のYZFシリーズと違ってちょっと異形感があってかっこいい
グラフィック変更のブルー、完全新色のダークグレーの2本立て ヤマハがYZF-R7の国内2025年モデルを発表した。すでに北米などで発表されていたニューカラーで、前年の3色ラインナップから2色に統合され[…]
【第6位】ホンダ CB650R/Eクラッチ
読者の声
Eクラッチって、バリバリのスポーツマシンではなくて、この位ゆる〜い感じのカウル無しバイクの方が似合いませんか? /Eクラッチで楽に乗りたい/元より好きなバイクなので/Eクラッチは理想的なシステム/このクラスで数少ない4気筒ネイキッドだから!! /エンジン部分のブロンズカラーが好き/エキパイが美しい/姿勢が、楽だから/4気筒のサウンドとパワーも丁度いい乗りやすさ
完全なMTの「Eクラッチ」と、実質的にはATの「Y-AMT」 駆動系まわりの新テクノロジー界隈が賑やかだ。以前からデュアルクラッチトランスミッション=DCTをラインナップしてきたホンダはクラッチを自動[…]
【第7位】ホンダ CBR650R/Eクラッチ
読者の声
音や見た目が好き/Eクラッチ。スタイル/4気筒ミドル、Eクラッチ/楽に運転出来るから/最新のEクラッチが装備されている/トータルバランスが取れているので/Eクラッチナシが好きだった/かっこいい/乗ってみたいから/Eクラッチが便利そうだから/トータルバランスが高いバイクだと思ったから
フルカウルとヘッドライト意匠を変更 ホンダはCBR650Rをマイナーチェンジし、2024年モデルとして6月13日に発売する。外観はヘッドライト、アッパーカウル、ミドルカウル、アンダーカウル、リヤカウル[…]
【第7位】ヤマハ XSR700
読者の声
デザインとエンジン/古き良きレトロ感です/初めてバイクに乗った日に感じた、自由になった感覚を呼び戻してくれる/ヤマハ好きでオンロード派なので…/ツインエンジンで、スタイルか好み/ヤマハが好きだから/ワインディングが楽しそう/並列2気筒270度クランク/昔ながらのバイクらしい外観なのだが古臭い訳でなくモダン
円安や物価の高騰を受け、価格は6万6000円上昇 ヤマハは、スポーツヘリテイジ「XSR」シリーズの2気筒モデル「XSR700 ABS」2023年モデルを発表。折からの為替変動や各種原材料等の高騰を受け[…]
【第9位】ヤマハ テネレ700
読者の声
何処でも行けそうなオフロード車。試乗しましたがシート高と価格を除いて最高でした/アドベンチャーバイクの域から一つ抜け出したオフロード性能が魅力的/走る場所を選ばない/大型なのにちゃんとオフを走れる/ヤマハ唯一のオフロードバイク。WRやセロー無き今、本気で林道に踏み込める国産他メーカーにはない本気のオフロードバイク/あまり重量があると、取回しが大変。やはり長ーく付き合いたいので、この辺が無難かと思います。無理なく安全に長旅を続けたい
前21/後18インチホイールの本格派 ヤマハは、MT-07系の並列2気筒エンジンを搭載するアドベンチャーモデル「テネレ700 ABS」の機能をアップデートし、利便性と質感を向上して2023年9月28日[…]
【第10位】ヤマハ MT-07
読者の声
大型らしからぬ軽量シンプルさ/軽くて扱いやすい車格と使い切れる丁度良いパワー/好きだから/必要にして十分/270度クランクによるトルク感/パワーバランスと操作性/通勤にライスクに峠にと、万能なこれは最高の相棒。R7も所有し、このエンジンの素晴らしさを満喫中/ネイキッドが好き/フォルムがいい
2気筒にもオートマチック『Y-AMT』を投入!! ヤマハは欧州で新型「MT-07」を発表した。先行して登場している最新MT-09と同様に、クラッチ操作とシフト操作を必要としない『Y-AMT』仕様をライ[…]
【第11位】ホンダ NC750X
読者の声
楽なポジションとナナハンらしからぬ高燃費/DCT パニアケース 安全性 全てにおいてバランスがイイ/燃費が良い! 扱い易い! それなりに、走る! /通常のタンク部分に収納ができる/一度の給油で長距離走れる/アドベンチャーだから/車の開発ノウハウをふんだんに取り入れた唯一無二の開発秘話を持つバイクだから
外装素材ほか細部にわたり多数のアップデートを受けた ホンダは「NC750X」をマイナーチェンジ。通常の燃料タンク位置に容量23Lの収納スペースを設け、欧州では半数のユーザーが選択するというDCT仕様も[…]
【第12位】スズキ Vストローム650/XT
読者の声
とにかく疲れない旅バイク/コストパフォーマンスと丁度よい排気量/以前所有していたことがあり、非常に乗りやすかったため/リッタークラスにも引けをとらない大柄な車体/今乗ってるから/乗ったことないジャンルだから/V型2気筒エンジンの性能と車体デザイン/旅がしたいから/オールマイティ
スクエアデザインの1050/800/250SXに対し、650と250は穏やかな意匠 スズキは、Vストローム650/Vストローム650XTに新色を設定し、2024年モデルとして2月9日に発売すると発表し[…]
【第13位】ホンダ レブル500
読者の声
250のボディに500のパワー/足つき性/足つきがいい、ゆっくり走りたいから/乗りやすく日本の道路事情にあっているから/乗りやすくパワフル! /気楽/中型に近いから/乗り降りよさそう/身長が155センチしか無いから足付きが心配。と、マフラーが熱くないのですか?
明るいカラーバリエーションも豊富な北米向けレブルファミリー ホンダは北米で、「レブル1100」「レブル1100T」「レブル500」「レブル300」のニューカラーを一挙に発表した。このほか欧州で登場済み[…]
【第14位】カワサキ ニンジャ7ハイブリッド
読者の声
ニューテクノロジー! /バイクの電動化を具現化した/環境に優しい。燃費が良さそう。クラッチ操作が楽/純ガソリンエンジンでは無い事
量産モーターサイクル世界初のストロングハイブリッド搭載、デザインも新機軸 カワサキモータースジャパンは、2024年6月15日発売予定としていた世界初のストロングハイブリッド搭載バイク「ニンジャ7ハイブ[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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