
ヤマハは、水冷124ccのブルーコアエンジンを搭載した原付二種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」にニューカラーを設定し、2024年9月24日に発売すると発表した。4色ラインナップの全てが新色に置き換わり、価格は据え置きだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ
ブラックやホワイトも色味やロゴまわりが変わった!
ヤマハは、水冷124ccのブルーコアエンジンを搭載した原付二種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」にニューカラー×4色を設定し、2024年9月24日に発売する。
赤いホイールのマットブラック(正式名;マットブラック2)は従来のオレンジから完全に置き換わり、2024年モデルのイメージカラーに。ブルー(ディープパープリッシュブルーメタリックC)は大きくあしらった青いロゴを追加。ホワイト(ブルーイッシュホワイトパール1)は従来のホワイトメタリックから色味が変わり、フロントフェンダーにYAMAHAのロゴが追加された。そしてブラック(ブラックメタリックX)は色味を継承しつつフロントフェンダーにYAMAHAのロゴが追加されている。
シグナス グリファスはスポーティかつ俊敏な走りが身上で、通勤時間帯には爽やかな後ろ姿を見せつけることでもお馴染みのハイパフォーマンス系スクーターだ。2022年2月に新機種として発売され、前作にあたる空冷エンジンのシグナスXからパワーで20%以上もアップ、燃費は約20%改善(WMTCモード/クラス1)。2023年6月にカラーチェンジした際に現行価格になり、これが2024年モデルも据え置きされることに。
搭載する水冷ブルーコアエンジンは、パワーアップと燃費向上により走りの楽しさと環境性能を両立。静粛かつ振動の少ないエンジン始動を可能とする「Smart Motor Generator system」、および全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」を採用している。
YAMAHA CYGNUS GRYPHUS[2024 model]
車名 | シグナス グリファス |
認定型式/原動機打刻型式 | 8BJ-SEJ4J/E33UE |
全長×全幅×全高 | 1935×690×1160mm |
軸距 | 1340mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 785mm |
キャスター/トレール | 26°30′/90mm |
装備重量 | 125kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ |
総排気量 | 124cc |
内径×行程 | 52.0×58.7mm |
圧縮比 | 11.2:1 |
最高出力 | 12ps/8000rpm |
最大トルク | 1.1kg-m/6000rpm |
変速機 | Vベルト無段変速(オートマチック) |
燃料タンク容量 | 6.1L |
WMTCモード燃費 | 44.5km/L(クラス1、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 120/70-12(チューブレス) |
タイヤサイズ後 | 130/70-12(チューブレス) |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 37万4000円 |
発売日 | 2024年9月24日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
43年で歴史に幕……と思ったらタイで続いてるよ! 平成32年排出ガス規制の壁、ABS義務化、そして灯火類の追加レギュレーション……。日本ではさまざまな理由から継続生産ができなくなり、2021年モデルを[…]
ヤマハSR400試乗レビュー この記事では、ヤマハのヘリテイジネイキッド、SR400の2021年モデルについて紹介するぞ。43年の歴史に幕を下ろした、最終モデルだった。 ※以下、2021年5月公開時の[…]
Vmaxと同時期にアメリカンカルチャーから発想したマッチョスポーツ! 1985年、ヤマハがアメリカはカリフォルニアの現地でデザインしたVmaxは、アメリカならではのクルーザーやチョッパーのバイクカルチ[…]
最新の関連記事(新型スクーター)
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
コスパも高い! 新型「CUV e:」が“シティコミューターの新常識”になる可能性 最初にぶっちゃけて言わせてもらうと、筆者(北岡)は“EV”全般に対して懐疑的なところがある者です。カーボンニュートラル[…]
スマホ連携TFTやスマートキー装備のDX ホンダがミラノショーで発表した2025年モデルのPCX125(日本名:PCX)。2023年には欧州のスクーターセグメントでベストセラーになった同車だが、日本で[…]
125ccスクーターよりも力強い発進加速、街中で光る静けさ ホンダがパーソナルユース向けに国内リリースした電動スクーターの第2弾「CUV e:」は、第1段の「EM1 e:」が50cc相当の原付一種だっ[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
人気記事ランキング(全体)
扇風機+冷却ブレートの二重冷却 KLIFEのペルチェベストは、空調ファンと半導体ペルチェ素子を組み合わせた業界初の設計。背中の冷却ブレートが体感温度を瞬時に下げ、同時にファンが服内の空気を循環させるこ[…]
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
使い方は「水を含ませる」だけ。走行風を味方につける冷却アイテム 今回紹介するデイトナの「DI-015 ウェットクールベスト」は、水と走行風を利用した気化熱式のクールベストだ。使い方はシンプルで、ただベ[…]
昭和レトロの世界が広がる神奈川県『中古タイヤ市場 相模原店』 昭和の夏休みって、どんなでしたっけ? 朝はラジオ体操に行って、午前10時頃からは仮面ライダーやウルトラマンの再放送。昼は学校や地域のプール[…]
厳しい残暑、コストを抑えつつ対策したい 暦の上では秋が近づくお盆明け。しかし、天気予報によれば2025年の夏はまだ終わらず、厳しい残暑が続くという。 まだまだ続く汗との戦いには、高機能な冷感インナーが[…]
最新の投稿記事(全体)
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」 バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」。 今回は、2025年モデルで各部のブラッシュアップが行われたトライア[…]
スマホからナビ画面をミラーリング…はまだ運用が不安定 バイク系のライターという仕事柄、最近の多機能メーターの機能や使い勝手を試すことが多い筆者。ナビゲーションシステムに関しては、アンドロイドオートやア[…]
誰でも参加できるユーザーミーティング 全国に300店舗以上の直営店を持つレッドバロンは、そのネットワークで顧客のバイクライフを強力にサポートしてくれる。そのレッドバロンがすべてのライダーに向けて開催し[…]
気負うことなくスポーツできる! 国内モデルの125ccスポーツは、新車だと安くても40万円前後。物価高が続く昨今、とくに若者にはなかなか手が出しにくい。そんな中、23万8千円という価格で登場したのが「[…]
最先端技術「ペルチェ素子」がもたらす直接冷却 残暑といえどもまだまだ熱中症のリスクはある。夏の本当の敵は、肌表面の暑さより「深部体温」の上昇だ。そこで注目したいのが、体の“内側から”直接血液を冷やすと[…]
- 1
- 2