
ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。62問目は「昔は当たり前だったけど」。暖機運転に関するギモン。
●文:ヤングマシン編集部 ●イラスト: 田中斉
- 1 A62:公道なら、走りながら暖機を推奨
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A62:公道なら、走りながら暖機を推奨
かつてのバイクは燃料供給がキャブレターで、外気温が低いときなどのエンジン始動時には、チョークを使用して混合気を濃くしてエンストを抑止していた。
しかし近年のバイクはインジェクション。電子制御による補正機能があるので、暖機運転しなくても走り出せる。また近年のエンジンは精度が高く、冷えていても適正なクリアランスが保てないなんてこともまずない。
一方で、エンジンオイルや冷却水の温度が低すぎれば、エンジンは本来の性能を発揮できない。近年のFI車なら、エンジン始動からわずかな時間で動かしはじめ、穏やかに走りながら暖機運転するのがオススメだ。
液晶メーターを搭載した近年のバイクは、水温が表示されることも多い。走りながらの暖機運転は水温計も目安に、ある程度の温度まではペースやエンジン回転数を控えめに走りたい。
※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
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