ヤマハは北米でYZF-R7の「インテンシティ ホワイト」を初公開。ブランニューでの発売から間もないR7に、早くも2023年モデルが発表された。ブルーおよびブラックは2022年モデルから継続となっている。
赤い差し色ヨシ! 従来の2色ラインナップから全3色へ
ヤマハは北米で、2023年モデルのYZF-R7を発表した。日本では今年2月に新発売されたばかりだが、早くも次期カラーの登場だ!
ニューカラーはインテンシティホワイトと名付けられ、ホイールとロゴ部分の差し色に赤をチョイス。YZF-R1ゆずりのツリ目ポジションライトとLEDバイファンクショナルヘッドライトの精悍な表情に、ボディの引き締まった抑揚を強調するグラフィックとなっている。
YZF-R7は2021年5月にグローバル発表されたブランニューモデルで、MT-07ベースの270度クランクの並列2気筒エンジンには新たにアシストスリッパークラッチを搭載。車体まわりでは倒立フロントフォークの新採用に合わせて各所の調整を施している。ハイパワーすぎるリッタースポーツよりも思いっきり走りを楽しめる、新世代のミドルスーパースポーツだ。トラクションコントロールシステムなどの電子制御は持たないが、スムーズなシフトアップを実現するクイックシフターはオプション設定される。
派手さを抑えたニューカラーは欧州や日本でも導入される可能性が高そう。なお、価格は従来の8999ドルから200ドル上昇し、9199ドルになった。
YAMAHA YZF-R7[2023 U.S. model]
主要諸元■軸距54.9 シート高32.9(各インチ) 車重414ポンド(188kg)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 689cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量3.4ガロン(12.8L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●北米価格:9199ドル ●色:青、黒、白
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
Yoshimura R&D of America, Inc. より(以下同) 2021年の9月から作業をはじめていた 1954年にヨシムラが創業してから2022年までの68年間、ヨシムラはホン[…]
元レプリカ小僧たちが自分たちの願望を形に!? 青春時代をレーサーレプリカとともに過ごした、現在40代後半〜50代の峠上がりライダーから見れば、現状のニューモデルラインナップは「帯に短し、襷に長し」と言[…]
“毎日乗れるスーパーバイク”がニューカラーで魅力を増す! ヤマハは北米で、日本でも販売中のロードスポーツ「YZF-R3」に新色のファントムパープルを設定し、継続色のチームヤマハブルーおよびミッドナイト[…]
ライディングポジションは個性的だが、面白いように曲がる ヤマハのミドルクラスヘリテイジに位置するXSR700がモデルチェンジした。エンジンやフレームまで新規となって生まれ変わった兄貴分のXSR900と[…]
ハードルは高くないが本格派の要素が詰まったYZF-R7を評価したい! アルミ製フレームに4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツ系。もっと気軽に公道で乗れるカワサキ ニンジャ650やホンダCBR650[…]
最新の記事
- 「メッチャうれしい」「胸熱だねぇ」RACERS(レーサーズ)最初期タイトル10冊が再販決定!
- アメリカ初導入はポリス仕様! ホンダ「NT1100 ポリス」北米仕様が登場、価格は約220万円
- ’70sヨシムラが放った世界初のバイク用『集合管』の衝撃【昭和エモ伝Vol.6】
- 東京湾アクアラインの通行料が最大2倍に! 深夜帯は半額の時間帯別 新料金制度を来年4月に導入……〈多事走論〉from Nom
- ヤマハが「YZF-R7」国内2025年モデルを12/5発売! 北米で先行登場のニューカラー×2色
- 1
- 2