
’22年にキャンプ業界に参入したワークマン。調理器具のラインナップはまだ少ないものの、それでも工夫次第でごちそうを作ることは十分に可能だ。まずは炊飯からでいい。外メシ効果の威力を体感してほしい。本記事では、ワークマンが販売するメスティンやグリルパンといった「食」に関連するアウトドア用品を紹介する。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:山内潤也 大屋雄一 ●料理監修:ぼっち ●取材協力:ワークマン
ソロキャンプのマストアイテム〈2合炊 飯ごうメスティン〉
一般的なクッカー(小型の調理器具)は円筒形のものが多いのに対して、メスティンはスクエアな形状。なのでバッグに収納する際にはデッドスペースが少なく済み、さらにポケットストーブ台などをしまいやすいのも長所だ。フタも調理に使えるなどまさに万能アイテム。
【2合炊飯ごうメスティン】●サイズ:約幅16.5×奥行9.5×高さ6.3cm(外径) 約幅16×奥行9×高さ5.7cm(内径) ●満水量:約750ml ●カラー:シルバー ●価格:780円 [写真タップで拡大]
アルミによる熱伝導率の高さから、ご飯がふっくらとおいしく炊けることで知られるメスティンだが、それだけではもったいない。右はサバ缶を使ったアクアパッツァで、ミニトマトやあさりなどを投入したら白ワインを注いで蒸すだけ。簡単なのにおいしさ抜群! [写真タップで拡大]
別体式ハンドルで収納がコンパクトに〈グリルパン Glee-ru(グリール)〉
フライパンよりも本格的な料理が楽しめるグリルパン。底面の斜めのリブはきれいな焼き目が付くほか、余分な油を落とす効果も。フタはステンレス製で、煮込み料理や蒸し焼きを作るときに重宝する。ハンドルが別体式なのでそのまま食卓に出せるのも見逃せない。
【日本製グリルパンGlee-ru(グリール)32×20cm】●サイズ:本体=幅182×高さ49×奥行273mm フタ=幅202×高さ6×奥行234mm ●カラー:ブラック ●価格:2500円 [写真タップで拡大]
使い方6通り。2分割式の便利ツール〈アウトドアマルチツール〉
スプーン/フォーク/ナイフ/缶切り/栓抜き/穴開けとして使える、ネーミングどおりのマルチツール。材質はステンレスなのでさびにくく、衛生的に使うことが可能だ。本体にはリングが付いており、ヒモを通して携行したり、フックに吊り下げたりと使い方は自由。
小さいけれど実用的。便利な簡易コンロ〈ポケットストーブ台〉
スマホよりもコンパクトながら簡易コンロとしての実力は十分以上。上蓋が五徳となっており、クッカーのサイズによって開き角を2段階から選択可能。固形燃料や小枝などを置く底部にはスリットがあり、ここから空気が入ることで強力な炎を出せるというのがポイントだ。
【ポケットストーブ台】●サイズ:第一段階=約幅105×奥行75×高さ55mm 第2段階=約幅97×奥行75×高さ55mm 収納時=約幅97×奥行75×高さ20mm ●重量:約100g ●カラー:シルバー ●価格:299円 [写真タップで拡大]
風から火を守るポケットストーブの相棒〈ウィンドスクリーン〉
ポケットストーブ台の火が風で消えないようにするための防風板で、メスティンごと覆えるだけの長さとなっている。両端にあるピンは地面に突き刺してウィンドスクリーンを固定するためのもの。コンパクトに折り畳むことができ、その状態でメスティンに収納できるのもうれしい。
固形燃料がほぼ最安値で入手可能だ〈ニチネン 固形燃料〉
気温が低くても簡単に着火し、初期から燃焼状態が安定していることから、固形燃料の使い勝手は非常に良い。メスティンを利用して1合の炊飯をするのに1個使用するというのが目安で、極端に寒い日でなければ炊飯の成功率は高い。焚き火の際の着火剤としても重宝する。
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