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ダイネーゼのウエアのプレートがプラスチックではなくチタンやアルミの理由とは……?

ロードレースではだれもが安全のためレーシングスーツを着用している。そのスーツには各種プロテクターが装着されている。そんなプロテクションの中で肩や肘に金属のプレートが装着されているのがダイネーゼのスーツだ。

目立たないところにもライダーを守るこだわりを

レースを観戦しているときに多々ある息を止めてしまうような瞬間……

たとえば、MotoGPの最終ラップで2人のライダーが激しいトップ争いを繰り広げ、残り数コーナーのところでトップライダーが転倒し、ライバルが単独でゴールラインを超えるといったとき。
一昔前は残念なことに転倒したライダーは自分の足で歩けないことも多くあった。

しかしここ最近、転倒したライダーの被害が小さく済んでいるのは、何十年もの研究開発の結果として高性能なレーシングスーツがあるからなのだ。

その中でも、バックプロテクターやエアバッグのように目立ったプロテクションは注目されるが、実はいざというときにライダーを守る大きな役割を担った気が付きにくいこだわりがダイネーゼにはある。

それが、肩や肘に装着されているチタンやアルミのメタルプレートだ。


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