
ロイヤルエンフィールドのツインは、クラシックテイストが印象的。真っ直ぐの道も退屈せずに走れるのは、常にエンジンが心地よいリズムを刻むからだ。
●文:ライドハイ編集部(小川勤) ●写真:長谷川徹
エンジンの優しい鼓動感に包まれる日帰り600km
この日は浜松のクシタニで取材だった。東京の編集部からクシタニまでは片道250kmほど。そういえばロイヤルエンフィールドの新しいツインで長距離を走ったことがないなぁと思い、INT650で行くことにした。
このパラレルツインエンジンはいまどき珍しい空冷で、爆発間隔は流行りの270°。低中速域の鼓動感とレスポンスの良さが両立されたまさに名機と呼べるエンジンで、排ガス規制の兼ね合いもあり今後はこんなエンジンを作るのは難しいだろうなぁと思う。
排気量648ccは、現代のスペックで見ると少し物足りないかもしれない。ベテランほどそんな先入観を持つと思うが、それは試乗すれば一蹴されるに違いなく、空冷だから、並列ツインだからノスタルジーなだけで物足りない……なんてフィーリングは皆無。
むしろ、こんなに走るのか、と思うシチュエーションの方が多いと思う。
実は僕もそんな先入観を抱いていた1人であり、試乗して面食らったインパクトはここ数年で乗ったバイクの中でもかなり大きかった。だからこそ長距離を走ってみたいと思ったのだ。
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