●文:伊東康司 ●取材協力: ヨシムラジャパン
超ショートのレース用ヨシムラ
走行会などサーキットイベントや、各種レース開催も期待されるカワサキ ニンジャZX-25R。ヨシムラではグローバルなレースシーンを想定して「ヘプタフォースTSSレーシングサイクロン」を開発した(ステンレス管とチタン管の2種を用意)。
高温な地域や時期でのレースも想定し、エキゾーストパイプを可能な限り車体側に寄せ、大型ラジエターへの換装やオイルクーラーの増設スペースも確保。またエーテック社のフルカウルや、純正カウル用アンダーカウルインナートレーが装着可能。国内レースではオートポリスとSPA直入で開催される九州エンデュランスフェスタのレギュレーションに対応している。
独特な超ショートサイレンサーはネーミングの由来となるヘプタゴン=7角形で、エンドコーンはカーボン製。ちなみに既出のヘプタフォースモデルはすべて公道OKの政府認証品。ということは、ZX-25Rにもストリート用ヘプタフォースが登場するかも……だ。
P250クラスに出るならコレ!
材質(ステンレス)や音量など、JP250レースの厳しいレギュレーションに対応しながら、STD比47%の軽さ(4.6kg)と最大限の出力を発揮するレーシングマフラー。サイレンサーはチタンカバーとチタンブルーカバーを用意する。
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