
カワサキは、タイ仕様の「ニンジャZX-25R」2022年モデルを発表した。ライムグリーン(日本で言うKRTエディション)は、すでにインドネシアで発表された2022年カラーと同じもののようだが、新たにマットブルー×グレーの姿が公開された。
増殖する2022年のカラーバリエーション、日本仕様の登場にも期待!
カワサキはタイで「ニンジャZX-25R」の2022年モデルを発表。先行発表されたばかりのインドネシア仕様にはないマットブルーをラインナップする。
日本やインドネシアで販売されるスタンダーモデルは存在せず、タイ仕様ではSEのみ。価格は2021年モデルの26万9000バーツ(約93万7400円)から26万9200バーツ(約93万8100円)へと、わずかに値上げされた。
ニンジャZX-25Rは2021年春にインドネシアで初公開され、250cc4気筒の復活を高らかに謳ったスーパースポーツモデル。日本では同年9月に発売され、バックオーダーを抱えるほどの人気となった。
詳細なスペックが分かっているインドネシア仕様は、45ps/15500rpmの日本仕様に対し50ps/15500rpm(ラムエア加圧時51ps/15500rpm)を誇る、いわゆる“フルパワー”的な存在。エンジン内部の仕様は同じで、FI制御を含む吸排気とスプロケット丁数が異なっているという。2022年モデルのスペックに変更はなく、タイ仕様は最高出力を発表せず。
ちなみに、初年度にインドネシアで登場したブルーの車体色は日本に導入されていない。今回のカラーリングが日本にも導入される可能性があるのかについては引き続き調査していきたい。
KAWASAKI Ninja ZX-25R[2022 Thailand model]
【KAWASAKI Ninja ZX-25R[2022 Thailand model]】主要諸元■全長1980 全幅750 全高1110 軸距1380 シート高785(各mm) 車重184kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 250cc 出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量15L■ブレーキF=φ310mmディスク+4ポットキャリパー R=φ220mmディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ※諸元はタイ仕様
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
カワサキはインドネシアで「デジタルローンチ」と称したオンライン発表を行い、2021年モデルの「ニンジャZX-10R(日本では発表済み)」と2022年モデルの「ニンジャZX-25R」を発表した。後者は世[…]
カワサキモータースジャパンは、現在の250ccクラス唯一の4気筒モデルとして2020年9月に発売された「ニンジャZX-25R」用に、カワサキとOHLINSが強力なタッグで開発したリヤショックアブソーバ[…]
’20年に新設計の250cc4気筒・ニンジャZX-25Rを発売して、世間を大いに賑わせたカワサキ。企画開発能力の高さで勝負する同社の次なる一手は何なのか? 「RS」シリーズ化を予想した前記事に続き、本[…]
’20年に新設計の250cc4気筒・ニンジャZX-25Rを発売して、世間を大いに賑わせたカワサキ。企画開発能力の高さで勝負する同社の次なる一手は何なのか? われわれヤングマシンは、大ヒット[…]
前ページにてトリックスターフルチューン仕様のニンジャZX-25Rが実測200km/hを達成したことをお伝えしたが、パワーアップしたのならば最高速度に至るまでの性能も大きく変わってくるはず。ならばついで[…]
最新の記事
- 最新版『世界の新車大図鑑』その数593車!! ワークマン最新グッズもあるヨ【ヤングマシン2022年7月号は5/24発売】
- セローでツーリングの名所を巡る『終末ツーリング』第3巻発売……世界に誰もいないけど、サーキットは誰かと走りたい。
- 30万円クラスの軽二輪! カワサキ「W175 SE/W175カフェ/W175TR SE」の2023年モデルが登場【海外】
- 〈カワサキ400cc4気筒〉スポーツツアラー案も検討中か?【CB400の地位を引き継ぐ?|YM未来予想】
- ’22春夏最新ライディングウェアカタログ〈イクソン〉アドベンチャーを快適に走る
- 1
- 2