●文:高橋剛 ●写真:楠堂亜希 ●取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン 茂原ツインサーキット
CBR600RR ディテールを徹底解説
【後輪の浮き上がりを防ぎ旋回中の制動も安定感向上】ABSはIMUからの情報をもとに制御をひときわ緻密化。ハードブレーキング時にも後輪の浮き上がりを防ぐリヤリフト抑制制御を備えているほか、旋回中のブレーキングでもバンク角に応じてブレーキ圧を制御。車体姿勢を乱しにくい。 [写真タップで拡大]
【フロントサスペンション】ショーワ製のビッグピストンフォークを採用。初期からよく動いてくれて接地感が得やすく、寒くても安心して走れました。減衰力は伸/圧ともにトップキャップでかんたんに調整できます。イニシャルは下部のアジャスターで調整します。 [写真タップで拡大]
【スイングアーム&リヤサスペンション】スイングアームは板厚などを変更しながら全体の剛性バランスが見直されている。従来モデルから150g軽量化されており運動性能が向上。新型もユニットプロリンクサスペンションを踏襲した。 [写真タップで拡大]
【モトGPマシン譲りの空力性能カウルデザインは全面見直し】走行抵抗軽減と防風性能向上を両立すべく、カウルデザインを全面見直し。ライダーのヘルメット位置を下げての前面投影面積を減少し、ミドル/ロアカウルの空気の流れをマネジメントして空気抵抗低減や冷却効率の最大化などを果たした。 [写真タップで拡大]
【カウル&ウイングレット】レースイメージを高めるウイングレットが装備された。 これはカッコいい! カウルも全面的に見直されていて空力特性がアップしている。見た目もスタイリッシュになった。 [写真タップで拡大]
CBR600RR:SHIZUKAの評価
- スタイリング:いかにも「CBR600RR」というイメージをちゃんと残しながら、各部は洗練されてます。ウイングレットが結構かわいい。
- スポーツ性:街中も意外と乗りやすいけど、やはりスポーツライディングのためにあるバイクです。高速サーキットも楽しそう。
- ツーリング:正直、普通にツーリングしたいと思えるバイクです(笑)。ただ、攻めたくなってしまう気持ちを抑えるのが大変。
- 街乗り:タンクが短くてポジションがコンパクトだし、つま先立ちでも足は着くし、低速域でも扱いやすいからアリです!
- コストパフォーマンス:最新の電子制御が盛りだくさんになって、これだけのパフォーマンスを発揮するのに160万円は、ズバリ安いっ!
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