大阪/東京モーターサイクルショーで展示される予定だったNinja ZX-25Rのカスタムマシンが公開されたのは4月1日。それに続く情報が入ってきた。インドネシア発のレーサーカスタムは、日本のブランドでタイにも拠点を持つ「スナイパー」の削り出しパーツが奢られる。
Ninja ZX-25Rのレーサー製作プロジェクト、第2弾
インドネシアではニンジャZX-25Rが2020年4月4日に発表展示される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になったのは既報通り。とはいえ、カワサキは歩みを止めるつもりはない。
カワサキインドネシアが公開した映像には、日本のブランドでタイにも拠点を持つ「スナイパー(sniper)」のパーツを装着していく様子が収められている。可変ポジションのバックステップはブロンズとゴールドの中間ぐらいの色合いだろうか。そしてパンドルバーが交換され、左右レバーとブレーキレバーガードが装着されていく。
日本で公開されたレーサーカスタム(関連記事参照)には、エーテック製のドライカーボン外装とビート(BEET)製マフラーが奢られていたが、こちらはどうなっていくのか? 映像のタイトルは「Stage 1」となっているだけに、まだまだ進行していきそうだ。
こうして日本とインドネシアでレーサーカスタムが公開されたことから見ると、カワサキはアジア選手権などに参戦する構想があると考えるのが自然かもしれない。3psのパワーアップで迎撃態勢を整えるホンダCBR250RRとのガチンコ対決が見られる日は近い!
開発順調! ダイノマシンで吠えるNinja ZX-25R
こちらは1週間ほど先行して公開されていた映像で、ダイノマシン上で次々にシフトアップしていく様子が収められている。残念ながら測定数値を見ることはできないが、意外に野太いサウンドがチェックできるぞ。シフトアップ時に手元が映っていないため断言はできないが、クイックシフターを利用してスロットルを戻さずにギヤチェンジしているようだ。次の映像もお待ちしていますよ、カワサキさん!
あなたにおすすめの関連記事
インドネシア仕様は4月4日に公開展示される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。予約受注は予定通り同日より行われる模様だ。そして気になる日本仕様は秋頃の導入とされている。 カワサキはこれに先[…]
Ninja ZX-25Rの車体寸法は、今のところ明かされていない。'19東京モーターショーで見た私的な印象では、2気筒250㏄よりはさすがにエンジン周りのボリュームがあるものの、250クラスらしいコン[…]
250cc4気筒のサウンドは誰もが楽しみにしてきた。それがついに公開されたのだ。しかも、ライダーはワールドスーパーバイク選手権の5年連続チャンピオンの絶対王者、ジョナサン・レイ選手! カワサキが公開し[…]
かつて一世を風靡したクォーター4気筒の実力を探るため、いつものように対決方式のテストを慣行した本特集。『ヤングマシン』2019年8月号でも同様の企画を行い、その時に見せたホンダCBR250RR('92[…]
2020年型CBR250RRを撮影する機会を得たので、さっそくその姿をお届けしたい。すでに1月の商品説明会場で撮影されたものはお伝えしているが、今回はスタジオ生撮りでディテールカットも豊富にある。 4[…]
最新の記事
- 1
- 2