バイクカスタムの真髄として確かな存在意義を持つ「合法マフラー」。その普及に取り組むマフラーメーカー8社が開発・販売している自信作を紹介。ストライカーは、こだわりのスタイルに絶対性能の公道マフラーづくりに取り組んでいる。
●取材/文:宮田健一、川島秀俊 ●撮影:川島秀俊、松井慎、山下博史 ●取材協力:カラーズインターナショナル ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
まず何よりマフラーはデザインが大事
カラーズインターナショナルのカスタムブランド・ストライカーのマフラー作りはユニークだ。代表の新辰朗氏が「マフラーはまず見た目が大事。サイレンサーが徐々にアップしていく角度や全体的なバランスが重要なんです」と語るように、デザインから入り内部の仕様を決めていくというもの。
そして(1)パワーアップ、(2)運動性能、(3)スタイル、(4)軽量化、(5)車検対応を軸に展開するのが「ストリートコンセプト」シリーズだ。
Z900RS用のフルエキでは、跳ね上がったスタイルが実にレーシー。集合内部をセパレートすることで4in1スタイルとしながら4in2in1の特性を実現するといった手法も取られている。そして圧巻はすべてのレンジでのパワーアップと4kg台というその重量。実にノーマル比で約75%の軽量化となり、スタイル優先と言いながら性能にも妥協がないのは見事だ。
そのため消音材も厳選しているとか。性能優先で成形されていないものを使っているため、グラスウールがなじむまでの100〜200km程度はゆっくり走ってもらうようユーザーに説明している。そうすると音質もより良くなり、長く乗ったときの劣化も遅くなるという。
その他の車両にも展開
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