’90sアメリカンニュースクールをイメージ

S&Fモーターサイクルカスタム・エボリューションFXRS 【ハーレートレンドNEWS】

北海道の旭川にある「S&Fモーターサイクル」は、S&Fグループとしてバイクやクルマ、ガレージ製作なども行うトータルサポートカンパニー。特にハーレー部門はカスタムやチューニングが得意で、アナログ系チューンから最新のインジェクションチューニングまで幅広く手掛けている。 今回のカスタムは、エボリューション時代のモデルなのでもちろんキャブレター仕様。それでも、ファインセッティングには最新のダイノマシンを活用するのがS&Fの流儀だ。


●取材協力:S&Fモーターサイクル(オーナー K.Kirihara) ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

今回紹介するカスタム車のベースは古いFXRだ。ビッグツインエンジンをショベル時代にラバーマウント化し、その後のハーレーの元を築いたモデルでもあるし、最近のクラブ系カスタムのベースにも注目されている特別な存在。

FXRは、発表当時から様々なカスタムベースとなって一定の人気を保っているモデルだが、今回のカスタムもFXRらしいシンプルなシルエットを与えられていた。

最大の特徴は、レイクされたフロントフォークとワイドアングのトリプルツリー。つまり、ワイドグライドのようなイメージとコラボしたデザインとなっていることだろう。もちろん前輪は21インチのスポークホイールだ。

左)フロントフォークもワイドグライド用。右)エンジンはストック。

本来のナローフォークから換装したことで、ハンドリングはゆったりしたものへと変化。伸びやかな直進安定性とおおらかなコーナリングフィールを楽しめるものになっているようである。

フレームから外装まで同一に塗装されたシンプルなシルエットは、90年代のアメリカンニュースクールをイメージさせるものでもある。

ライザー一体型のドラッグバーを装備。スイッチは超小型で、配線はハンドル内に埋め込む。

トリプルツリーは、ワイドグライド純正を使用。

フロントブレーキはショベル時代の純正をダブルで装着。

外装はオールペイント。スピードメーターはタンクナセル内にミニメーターを埋め込む。

キャブレターはS&SのタイプEを使用。

マフラーは、サンダーヘッダーを使用する。

シートはワンオフ製作。

リヤフェンダーは、スムージング加工を施す。

リヤホイールをワイド化して、18インチのラジアルタイヤを装着する。

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