’90sアメリカンニュースクールをイメージ
S&Fモーターサイクルカスタム・エボリューションFXRS 【ハーレートレンドNEWS】
- 2020/3/13
北海道の旭川にある「S&Fモーターサイクル」は、S&Fグループとしてバイクやクルマ、ガレージ製作なども行うトータルサポートカンパニー。特にハーレー部門はカスタムやチューニングが得意で、アナログ系チューンから最新のインジェクションチューニングまで幅広く手掛けている。 今回のカスタムは、エボリューション時代のモデルなのでもちろんキャブレター仕様。それでも、ファインセッティングには最新のダイノマシンを活用するのがS&Fの流儀だ。
●取材協力:S&Fモーターサイクル(オーナー K.Kirihara)
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90年代を感じる当時のニュースクールチョッパー
今回紹介するカスタム車のベースは古いFXRだ。ビッグツインエンジンをショベル時代にラバーマウント化し、その後のハーレーの元を築いたモデルでもあるし、最近のクラブ系カスタムのベースにも注目されている特別な存在。
FXRは、発表当時から様々なカスタムベースとなって一定の人気を保っているモデルだが、今回のカスタムもFXRらしいシンプルなシルエットを与えられていた。
最大の特徴は、レイクされたフロントフォークとワイドアングのトリプルツリー。つまり、ワイドグライドのようなイメージとコラボしたデザインとなっていることだろう。もちろん前輪は21インチのスポークホイールだ。
本来のナローフォークから換装したことで、ハンドリングはゆったりしたものへと変化。伸びやかな直進安定性とおおらかなコーナリングフィールを楽しめるものになっているようである。
フレームから外装まで同一に塗装されたシンプルなシルエットは、90年代のアメリカンニュースクールをイメージさせるものでもある。