![[ハーレーカスタム] ローライダーST&スポーツスターS:カーボン&アルミビレットでスタイリッシュな仕上がり!](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ハーレーダビッドソンにとって、”カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。『ウィズハーレー』誌が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回はSSKが展開するSPEEDRA(スピードラ)ブランドで仕立てた「ローライダーST」と「スポーツスターS」だ。
●文:青木タカオ(ウィズハーレー編集部) ●写真:宮下豊史 ●外部リンク:SSK
ローライダーST:従来のウェットカーボンとは異なる最新技術
高品位なカスタムパーツのおかげで、ローライダーSTのスタイリッシュさがいっそう際立っている。ハイクオリティなドライカーボンパーツとアルミビレットパーツで、スポーツバイクユーザーらに人気を博すSPEEDRA(スピードラ)がリリースするプロダクツのおかげだ!
高強度アルミニウム合金素材(A6061-T6)を削り出すビレットパーツたちも絶大な人気を誇るSPEEDRA。ブルーのほか、レッド/ブラック/ゴールドもチョイスでき、各色アルマイト仕上げで美しい。アクスルカバースライダーはヘッド部のみ摩擦係数の少ないPOM(ポリオキシメチレン)を採用し、高いデザイン性と機能性を両立。また、純正比-10mm〜+15mmまでの調整幅を持つアジャスタブルブレーキリンケージも見逃せない。
ハーレー用の製品も続々と登場してきたから嬉しいかぎり。注目なのはまず、フェアリング/前後フェンダー/パニアケースをはじめ、サイドカバー/タンクコンソール/ベルトカバーなどに用いられているカーボンパーツたち。いずれも質感が抜群に高いのには理由がある。従来のウェットカーボンとはまったく異なる最新のカーボン加工技術を用いて生産されているからだ。
航空機などにも使わるプリプレグ(炭素繊維に樹脂を含浸させたシート状の素材)を使用し、バキュームパッキング処理を経て、オートクレーブで焼き上げるドライカーボン製法を採用。綾織りかフォージドカーボンかを選べ、それぞれで艶あり/なしを設定。全4種の仕上がりで、車体のイメージに合わせられるのはもちろん、UVカット加工済みでカーボンの弱点である紫外線にも強い!!
スポーツスターS:すべてボルトオン! ユーザー自身でカスタムが楽しめる!
スポーツスターSのアグレッシブな走りをより高い次元へと導く軽量高剛性な削り出しパーツが随所に盛り込まれた。
スポーツバイクを対象に、ユーザー自身がボルトオンで換装できるアイテムをラインナップしているSPEEDRA。純正品の形状を変えずに高品位化を図っている。圧倒的に軽く高強度なドライカーボンパーツは、航空機製品にも用いられているプリプレグから素材が選ばれ、オートクレーブで焼き上げられる。軽量&高強度化はもちろん、同時に耐候性も向上。今後さらに、高強度アルミニウム合金素材(A6061-T6)を削り出したビレットパーツも続々とハーレー用が製品化されるとのことで、楽しみでしかない!
高強度アルミニウム合金素材6061を精密加工した3D可倒式アジャストレバーはアルマイト処理が施され、高級感を増しつつ高精度を実現。6段階アジャスターにより最大約28mmまで調整でき、手の小さいライダーでも快適な操作性を確保できる。レバーガードも合わせれば、スポーティーさがよりいっそう高まる。
フットペグをはじめ、オルターネーターカバー/クラッチカバー/リアショックアジャスターノブなども同様にハイクオリティなアルミビレット製で、トータルコーディネイトが楽しめる。
また、品質の高さはドライカーボンパーツも折り紙付き。メーターバイザー/タンクトップ/サイドカバー/ラジエターサイド/スプロケット/ベルトカバー/エキゾーストカバーなどよりどりみどりで、車体重量の軽減に大きく貢献。綾織りとフォージドカーボンがチョイスできるだけでなく、艶の有無も選べる。
いずれもユーザー自身がボルトオンで換装できるアイテムであるのも嬉しい。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
世界に名高いカスタムビルダーも! カスタムショーに新作を持ち込めばアワード常勝のカスタムビルダーたちがやってくる! 世界を舞台に活躍し、今年で25周年を迎えた「LUCK Motorcycles」と、大[…]
ナショナルハーレーデー:世界中のハーレー乗りと一緒に! ハーレーダビッドソンの故郷・アメリカはもちろん、ヨーロッパでも豪州でもアジアでも、世界中のハーレー乗りたちが一斉に走る日、それが「ナショナルハー[…]
FXLRSローライダーS:パワーユニット強化で走りはさらにアグレッシブ 許容リーンアングルが深めに設定されるなど、スピードクルーザーとして絶対的な人気を誇る「ローライダーS」 。2025年式は最高出力[…]
FLHRロードキング[2002年式] ハーレーダビッドソンが1999年に満を持してリリースしたツインカムエンジン。従来(エボリューション)までのワンカム構造を改め、カムシャフトを2本配置。伝統のOHV[…]
FXLRSTローライダーST:強力なパワーユニットを積みますます走りがスポーティー!! ローライダーSTが纏うクラブスタイルを象徴する独創的なフェアリングは、1980〜90年代半ばにラインナップされ、[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ | ハーレーダビッドソン)
ローライダーS/STユーザーに朗報 小ぶりでスタイリッシュな仕上がりのシートが、TRIJYAにて受注生産スタートとなった。 足着き性に優れるのはもちろん、日本人の体型にジャストフィットするライディング[…]
高剛性高精度なアルミビレットパーツ続々登場! 高強度アルミニウム合金素材A6061-T6を高精度切削加工し、鮮やかな発色を維持する独自のアルマイト処理を施すことで変色や腐食を防ぎ、優れた耐摩耗性を発揮[…]
モーターサイクルショーなどに展示され、注目を集めたカスタム ナイトスターをよりスタイリッシュにしつつ、機能的なパーツをふんだんに盛り込んだのが、ハーレーダビッドソンのリプレイスパーツで実績と信頼のある[…]
ブレスクリエイションの提案するカーボン外装X350 ダートライメージの強いX350を、小変更ながらもヨーロピアンムードを感じさせるほどに変えている点にまずは驚いた。外装デザインを少し変更するだけでここ[…]
トリックスター初となるハーレー用マフラー トリックスター初となるハーレー用マフラーが、X350向けにリリースされた。今回、初の試みとして“ツインタイプ”のサイレンサーが採用されている。 X350の特徴[…]
人気記事ランキング(全体)
2ストGPマシン開発を決断、その僅か9ヶ月後にプロトは走り出した! ホンダは1967年に50cc、125cc、250cc、350cc、そして500ccクラスの5クラスでメーカータイトル全制覇の後、FI[…]
PROUDMEN. グルーミングシートクール 16枚入り×3個セット PROUDMEN.のグルーミングシートクールは、横250×縦200mmの大判サイズと保水力約190%のたっぷり液で1枚で全身を拭け[…]
取り付けから録画までスマートすぎるドライブレコーダー ドライブレコーダーを取り付ける際、ネックになるのが電源確保のための配線作業だ。バイクへの取り付けともなると、専門知識や工具、あるいは高めの工賃が必[…]
3つの冷却プレートで最大-25℃を実現 2025年最新モデルの「ペルチェベスト」は、半導体冷却システムを採用し、背中に冷たい缶ジュースを当てたような感覚をわずか1秒で体感できる画期的なウェアです。小型[…]
二輪史に輝く名機「Z1」 いまだ絶大なる人気を誇る「Z1」こと、1972年に発売された900super4。後世のビッグバイクのベンチマークとなる名機は、いかにして世に出たのか──。 1960年代、カワ[…]
最新の投稿記事(全体)
暫定税率を廃止するなら代わりにって…… 与野党が合意して、11月からの廃止を目指すことになったガソリン税の暫定税率。 このコラムでも数回取り上げてきましたが、本来のガソリン税28.7円/Lに25.1円[…]
本格オフロードモデルDT系を原付のちょうど良いサイズでリリース! ヤマハは1968年、250ccの大きな排気量で初のオフロード用2ストローク単気筒エンジンを搭載した画期的なDT1をリリース、以来125[…]
フレームまで変わるモデルチェンジ、かつリヤキャリアを新装備してたったの+6600円 スズキは、グローバルで先行発表されていた新型「アドレス125」の国内導入を正式発表。基本スタイリングは継承しながら、[…]
9月7日(日)に単車神社で年に一度の「例大祭・交通安全祈年祭」 新聞やTV、ネットニュースに触れると、毎日のようにバイク事故の報道を目にします。“ヤング・アット・ハート”かつ賢明な皆さんは、こういった[…]
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」 バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」 ストリートでもサーキットでも大活躍する高性能4気筒スーパースポーツ・[…]
- 1
- 2