
エジプトのファラオラリーでテネレが切り開いた砂漠走破を2スト250レプリカエンジンが成し遂げた!
1987年の東京モーターショーに、ヤマハはファンの意表をつくモデルを発表した。直前にエジプトの砂漠を4,800kmも駆け抜けるファラオラリーで、250ccのクラス優勝を遂げた初見参のマシンが発売になったからだ。
’80年代になると、パリダカールが世界で注目を浴びるようになり、ラリーレイドマシンが続出した。
但し主力はビッグシングル、もしくはビッグツインと、キャリアを積んだスゴ腕ライダーでなければ乗れそうにない世界観。
ところがこのサバイバルなキャラクターを、ツーリングの「旅」とイメージをオーバーラップさせたアドバンチャ-系という新カテゴリーが誕生したのだ。
ヨーロッパを発信源に、BMWのGSシリーズはアメリカでもツーリングバイクの常識を引っ繰り返しはじめた。
日本ではヤマハがこのTDR250で新「旅バイク」構造を目論んだ。
曰く「北海道ツーリング」をキーワードに仕上げていったという。
真っ直ぐな道の多い彼の地で、舗装路をちょっと外れ大地を踏みしめる冒険旅へ誘う新境地のバイク……。
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