
●記事提供: ライドハイ編集部
ライディングモードはパワーカットなどするフェイルセイフ目的ではない
最新のビッグバイクには、ほぼすべてにライディングモードが装備されている。それは中型クラスにも波及しつつある。
メーカーやカテゴリーによって様々な表記があって、ROADやSPORTにTOURING、もしくはURBANにRAINと、走行する環境によってセレクトするイメージになっている。
しかしライダー側の解釈は、SPORTにはじまる高性能を使えるキャリアや腕の立つ人向けを頂点に、怖がらずに勢いで乗れるライダーが使える順にROADやTOURING、ビビリー層にはURBANやRAINと続いていると思いがちだ。
確かにそもそものライディングモードが開発されたきっかけは、GPレースでコーナリング中のマシンがパワーに負けてスリップしたとき、大きくスライドした後にリヤタイヤのグリップが一瞬戻り、バンクしていたのと反対側へ吹っ飛ばされる「ハイサイド」の危険からライダーを守るためだった。
急ブレーキで前輪がロックすると転倒する危険から守るABSも同様だ。
この滑ったら感知してエンジンのパワーを抑えるトラクション・コントロールと、ロックしたらブレーキを緩めるABSは、共にフェイルセイフ、ライダーのミスをリカバーする目的で開発がスタートしたが、いまはそうした保険の意味を超え、もっと高い次元で操れるよう高度な内容へと進化している。
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