●記事提供: ライドハイ編集部
リヤタイヤが路面を蹴る時間を繋ぐ最新の楽しみ方
上のタイトル画像は5速で2,000rpm、燃費を気にして低回転域で僅かにスロットルを開けた走りをイメージしたら、時代に取り残された旧いライダーといわれてしまうかも。
5速で2,000rpm、コーナー途中なのでスロットルは半分より捻った状態、まだカーブが続くならほどなく6速へシフトアップかな?というのが、どこでもグリップを高めて安定と醍醐味を楽しむのが新しい乗り方だ。
コーナーが続くワインディングを、2速や3速の5,000rpm以上でスロットルを加速も減速もしないパーシャルで走っているのではないだろうか? でも10,000rpm回るエンジンだからと、カーブでもせめてこのくらい回して、危なくないようスロットルは開けないで乗る、これがフツーと思っているライダーはまだ多い。
同じ場所を5速か4速で3,000rpmも回さず、常にスロットルは大きめに開け、回転が4,000rpm手前まで上がったらすかさず6速にシフトアップ、この開け閉めとシフトアップ&シフトダウンを頻繁に繰り返し、路面を蹴るトラクションの時間を主体に走りを組み立てるのが、低回転域の進化が著しい最新バイクのワインディングだ。
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