バイクビギナーはこの1年ほどでいくら使ったのか?

免許取得から約1年。ヒマラヤ購入から今日までにかかったリアルなお金の話【with HIMALAYAN vol.8】

40歳でバイクに乗りたいと思い立ち、普通二輪&大型二輪の免許を取得。今年2月に人生初バイク・ヒマラヤを購入したと同時にバイクライフが本格的にスタートしたミリオーレ営業・ムラタ。あまり直視せずに今日まで過ごしてきたが、バイク免許取得から愛車の購入を経て現在までにかかった出費を一度ふりかえってみようと思う。


●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム

普通〜大型二輪免許を取得するまで……343,480円

ロイヤルエンフィールドのヒマラヤに乗ってみたくて、免許取得を決意したのは2021年春のこと。その詳細は「ヒマラヤに乗りたくて教習所の門を叩いた、2021春【with HIMALAYAN vol.1】」にてまとめたのだが、今回はリアルなお金の話という視点で振り返ってみようと思う。

まず教習所にかかった総額は、249,980円。(※当時のキャンペーンに合わせて申し込みをしたのと、学科免除などの条件があった上での金額。あくまで参考です)

  • 普通二輪:120,620円
  • 大型二輪:82,280円
  • 普通〜大型二輪の追加教習など:47,080円

教習所の段階で用意した装備の総額は、93,500円。

  • ヘルメット:56,100円
  • グローブ:12,100円
  • 防水ライディングシューズ:25,300円

写真右は2020年初冬のロケで跨らせてもらったヒマラヤ。写真などでは見ていたが、リアルヒマラヤとの初対面はこの日だった。「やっぱり、ブサ可愛いなぁ。乗ってみたいな」と免許取得を決意。防水ライディングシューズは、ガエルネのボヤージャーを購入。

ちなみに普通二輪教習の初期段階は一般的なハイカットスニーカーで挑んでいたのだが、6月から教習がスタートしたこともあり、雨対策として防水機能をもったライディングブーツを購入。MIGLIORE ディレクターの小川にレインウエアを借り、万全の備えで何度かあった雨の教習も快適にクリア! 当初は防水ライディングシューズを買うのはそのうちでいいのでは? と思っていたが、結果的に機能性の高い装備に助けられ、買ってよかった〜! と痛感。

普通二輪は6月上旬〜7月下旬と約2ヶ月、大型二輪は9月上旬〜10月上旬と約1ヶ月かかって卒業検定をクリア。4月上旬に申し込みに行ったので、免許取得までもなかなかのロングタームだった。

ヒマラヤが納車されるまで……1,133,750円

納車翌日、人気のない某所で練習したときの1枚。その帰り、カフェで休憩。

大型二輪の教習がすこぶる楽しかったこともあり、当初は予定していなかったバイク購入に現実味が増した。ヒマラヤに乗る=自分で買うことがリアルになったこともあり、免許取得直後にロイヤルエンフィールド東京ショールームに一度試乗に行った。

思い返すとこの試乗が公道デビューだったのだが、おっかなびっくりですぐにショールームに引き返したので個人的には試乗したことすら忘れていた……。あんなに怖がっていたのに、よくバイクを買う決心をしたものだと我ながら不思議。

バイクをオーダーしたのが10月末で、納車はそれから約3ヶ月後。その間にバイクガレージも探して、いくつか問い合わせもした。運良く自宅近くのバイクガレージが1つ空くということで、バイクは来ていないのに11月から契約。2ヶ月ほど空のガレージを持て余したが、自宅から近いのはとにかく良かったと思っている。

  • バイク車両など一式:865,000円
  • パニアケースなど一式:111,100円
  • バイクガレージ:14,300円/月
  • バイク保険:28,950円/年

寒さ&暑さ対策のウエアや装備の追加……158,686円

バイクで一番恐れているのは、当たり前だが事故だ。じつは免許取得もバイク購入もすべて事後報告にしたので、家族は今でもあまり良い顔をしていない。

その気持ちも分からなくもない。だからこそ事故にあったときに最小限にすむ可能性のある備えとして、いつなんどきでもプロテクターのあるウエアを着用するようにしている。暑さ厳しい日は軽装のライダーを羨ましく思うことも少なからずあるが、これは長く乗り続けるためのマイルール。

なので、ビギナーライダーはとにかく買うものがいっぱい! 1年を経験すれば、来年はこの出費がそんなにないはずと思っているが、バイクが楽しい&物欲の強い自分の性格的にすでに不安。

  • 春先用のスプリングコート:64,900円
  • 夏用のメッシュジャケット:44,000円
  • 夏用のグローブ:9,900円
  • フォトクロミックシールド:22,000円
  • 夏に備えてオイル交換&エンジンガード装着:17,886円

春先にかけて愛用したのはロアーズオリジナルのスプリングコートフォースピード。丈長めのスタイルとニュアンスのあるグレーのカラーが気に入って購入。バイクウエアっぽくないのも好印象。夏用のメッシュジャケットは、なかなかピンとくるのがなくて探していたのだが、つい先日取材先で見つけたシンイチロウ アラカワH11 n Russell meshをオーダー中。早く届かないかな。

教習から夏前まではクシタニのレイヴンメッシュグローブ2を愛用していたが、Lサイズで爪の間に縫製部分が食い込む感じが気になったこともあり、夏用にエアーコレクトグローブを新調。サイズをLLにしてみて、爪先の違和感がなくなった。最初は、グローブも革の厚さなどが変わることでハンドルの感覚もこんなに変わるのかと驚いた。SHOEIヘルメットのシールドは、紫外線が当たることによって発色する機能をもつCWR-F2 フォトクロミックシールドに変更。これがとても快適で、眩しくて眉間にシワを寄せる癖が多少は改善されることを祈るばかり。

こうしてまとめてみると、バイクに乗ろうという勢いがあったとはいえ1年ほどでそこそこお金つかったねぇというのが正直なところ。ザッと計算しても、総額160万越えの散財という結果だ。もちろんこれ以外にガソリン代や高速代、メンテナンスアイテム購入など細かい出費は多々ある。

しかしながら、後悔は一切なし! お金は働けばいいのであると言い聞かせ、暑さを避けつつ乗れる日にはヒマラヤに乗って夏を楽しみたいと思っている。

I want to go to the Himalayas someday with Himalayan!

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某日、夏の一大プロジェクトに向けて、国際運転免許証を取得すべく運転免許センターへ。このプロジェクトに関しては、後日紹介予定です〜!


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