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[画像 No.3/7]【Q&A】「慣らし運転」はやった方が良いの? 今どきのバイクにも効果はある?【バイクトリビア007】

|【Q&A】「慣らし運転」はやった方が良いの? 今どきのバイクにも効果はある?【バイクトリビア007】
エンジン内部にはピストンとシリンダーのように往復運動で擦れ合ったり、ギヤが噛み合うトランスミッションなど金属パーツがぎっしり詰まっているが、これらの部品の摩擦によって、爆発によって得られるパワーが少しずつ削られていく。慣らし運転を行うことで金属パーツの表面が滑らかになり、摩擦損失が減ることで、結果的により多くのパワーを引き出すことができる(エンジン透視図はZX-12R)。
空前のバイクブームだった1970~1980年代頃は、新車を手に入れたら『慣らし運転』を行うのは当然で、当時は「走行3000kmまでエンジンの回転は3000rpm以下」といわれたりした。現代の忙しい社会人の立場で考えたら、いったい何か月かかるんだ……という気もするが、そもそも慣らし運転とは何だろう? 現代のバイクも慣らし運転しないとダメなのか? 目次 1 慣らし運転を行うと、パワーを引き出せる!?2 […]