夏のスポーツバイクは本当に熱い。アスファルトと高出力エンジンが放つ熱気がアルミツインスパーフレームを加熱。フレームは油断して触ることができないほど熱を帯びる。そんな悩みを解消してくれるのがマジカルレーシングの冷却ダクト付きフレームカバー。露出している部分が金属でなくカーボンになること、さらに冷却ダクト付きというアイデアでフレームの熱気を積極的に逃す!
●文/まとめ:小川勤(ミリオーレ) ●写真:マジカルレーシング
迫力のスタイルにスポーツ性と高級感をプラス
遠くから見ても一目でハヤブサとわかるデザインは第三世代になっても健在。空気の壁を力強く切り裂くそのボディデザインは、ハヤブサらしさの象徴である。
そんな個性とエアロダイナミクスを両立させたそのスタイルを一層引き立てるパーツがマジカルレーシングから登場した。
ハヤブサらしく個々のパーツが巨大なため、1点変えるだけでもイメージが激変。ハヤブサをスポーティに、そして高級に変身させることができる。
注目は夏までに装着したい、冷却ダクト付きフレームガード!
マジカルレーシングからの面白い提案は、冷却ダクト付きのフレームガード。大排気量スポーツバイクの熱量は凄まじく、特に夏はフレームが触れないほど熱くなる。ジーンズで1日乗っていると膝の内側が熱くなりニーグリップできなくなってしまうこともある。
これは、この手のアルミツインスパーフレームの泣きどころ。でも冷却ダクト付きのフレームガードがあれば、フレームの熱さを軽減できる。これで長時間走行も快適になるし、市街地での熱気も遮断してくれるはず。
また、ノーマルにないという意味で新しいのはキャリパークーリングダクトだ。まるでMotoGPマシンのような雰囲気のフロントまわりを演出することができる。
カーボンパーツの良いところは、1点ずつ少しずつカスタムを楽しめるところ。少しずつカーボン率をアップして、自分だけのハヤブサをつくり上げたい。ちなみにハヤブサのパーツはどれも大きいため、カーボンの目を美しく出すのがとても難しい。でも、そこがマジカルレーシングのクオリティだ。随所に職人技が光る。
また、カーボンパーツは一つひとつ手作りのため大量生産することができない。そのためパーツによってはバックオーダーになるので気長に待ちたい。
ここで紹介する以外にも様々なパーツが用意されているのでwebサイトをチェックしてみよう。
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