新型コロナ禍の影響を受け、変則的なシーズンとなってしまった’20年のモトGPにおいて、創立100周年/世界GP参戦60周年という節目の年を迎えたスズキがライダー&チームタイトルを獲得。’12~’14年に参戦を休止した後に復帰してから、5シーズンでの快挙を成し遂げた。本特集ではまず、快挙を成し遂げたマシン「GSX-RR」のディテールを写真にて紹介する。
【’20 SUZUKI GSX-RR】’02〜’11年はV型4気筒のGSV-Rで参戦していたスズキ。’15年に並列4気筒のGSX-RRへスイッチした。量産車へのスムーズな技術フィードバックを見込んでの判断だった。
’20 SUZUKI GSX-RR
ステップアップを焦らない。一足飛びをせず、間違いなく、確実な道を1歩ずつ進む。間違いに気付いた時には迷わず後戻りする。スズキらしい開発方針が好バランスを生み出した。
エンジン/車体/空力とすべてに手を入れた’20年型GSX-RR。まとまりの良さはモトGP随一だ。開発にあたり元来のバランスの良さを崩さないよう慎重な選択をしながら、パワーアップ/ブレーキング時の安定性/旋回性向上を果たしている。
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