
2026年10月は、ヤマハのネオクラシックおよびストリートファイターラインナップにおいて、見逃せない注目のニュースが相次いで発表された。欧州で先行公開された2027年モデルでは、往年のグランプリレースや90年代名車をオマージュした新たなカラーリングが話題を集めた。さらに、プロレーサーによる試乗インプレッションや原付二種モデルの最新進化など、ファン必見の注目トピック5つを時系列順に紹介する。
●文:ヤングマシン編集部
岡崎静夏がXSR900 GPとGSX-8Tを比較試乗
全日本ロードレース選手権に参戦する岡崎静夏が、ヤマハの「XSR900 GP」とスズキの「GSX-8T」を公道で比較試乗。スズキのGSX-8Tは上質な低中速トルクと扱いやすいハンドリングを備え、街乗りからワインディングまで快適かつスポーティに走れると彼女は評価した。
対するヤマハのXSR900 GPは、1980年代レーサーを意識した前傾姿勢やハードめのサスペンション設定により、公道での乗りやすさに特化した車体ではないと分析。しかし、888ccのCP3エンジンが放つ高回転域の加速感やサスペンション調整の幅広さなど、上級者を満足させる高いポテンシャルを秘めていることが明かされた。
ルックスから想像するのとはかなり違う公道での乗り味 同じエンジンを積むGSX-8SやGSX-8Rを未経験だったこともあり、GSX-8Tに乗ってみて最初に驚かされたのは、エンジンの上質なトルク感。低回転[…]
XSR900 GPにゴロワーズカラーの2027年型が登場
ヨーロッパヤマハは、スポーツヘリテージモデル「XSR900 GP」の2027年モデルを発表した。新色「レジェンドブルー」は、1984年のWGP250cc王者クリスチャン・サロンの「ソノート・ヤマハ」をオマージュしたもので、日本では「ゴロワーズカラー」として親しまれる配色だ。
青基調のボディにイエローゼッケン調の意匠やシルバー塗装のフレームを組み合わせ、当時のグランプリマシンを現代に再現した。最高出力119PSを発生する890cc並列3気筒エンジンやデルタボックスフレーム、5インチTFT液晶メーターなどの最新メカニズムは継続採用されている。日本国内への導入時期は未定だが、熱い注目を集めている。
C.サロンのソノート・ヤマハカラーがモチーフ! ヨーロッパヤマハは、ハーフカウルのスポーツヘリテージモデル「XSR900 GP」の2027年モデルを公表した。新たに設定されたカラーリング「レジェンドブ[…]
XSR900に名車YZF750Rの遺伝子を継ぐ新色登場
ヤマハが欧州で発表した「XSR900」の2027年モデルに、新色「ネオンホワイト」が追加された。1993年のレーシングホモロゲーションモデル「YZF750SP」および「YZF750R」のデザイン思想をモチーフとしている。
オフホワイトのボディに鮮やかなピンクとブルーのグラフィックを組み合わせ、スイングアームやホイールをシルバーで統一することで90年代のレーシングヘリテージを表現した。パワートレインには888ccのCP3エンジンを搭載し、6軸IMUによる車体制御やクイックシフターを標準装備する。欧州での発表を受け、国内ラインナップへの追加に対する期待も高まっている。
名車YZF750Rの遺伝子!新色ネオンホワイトが放つグラフィック美学 ヤマハのスポーツヘリテージラインを牽引するXSR900の欧州2027年モデルにおいて、最大のハイライトとなるのが新色「Neon W[…]
岡崎静夏が乗り比べの末にXSR900 GPを選んだ理由
岡崎静夏による「XSR900 GP」と「GSX-8T」の比較試乗レビューの完結編。公道での扱いやすさや乗りやすさではバーハンドルのGSX-8Tに軍配が上がるものの、サーキット走行ではハイパワーな3気筒エンジンやセッティング可能な電子制御を備えたXSR900 GPが本領を発揮すると彼女は評価。
最終的に岡崎氏が「自分が選ぶとしたらXSR900 GP」と結論付けた最大の理由は、クラシカルでレーシーなルックスへの強い惹かれたからだという。さらに純正アクセサリーのアンダーカウルやシートカウルを装着することで、よりレーシングマシンらしいスタイリングへ進化させられる点も決め手となった。
乗りやすさを優先するべきか、ハードルの高さを楽しむか… 同じようにレトロ調のデザインが与えられたGSX-8TとXSR900 GPですが、その走りには大きな違いがあります。GSX-8Tはバーハンドルの2[…]
MT-125の2027年EU型が最新TFTメーターを得て進化
ヤマハは欧州市場向けに、125ccストリートファイター「MT-125」の2027年モデルを発表した。新設計のシートや彫りの深い燃料タンクを採用し、ライディングポジションの自由度とライダーとの一体感を向上させた。フロントにはブレード形状のLEDポジションランプとダークスモークマスクを装備し、アグレッシブな表情を強調している。
5インチカラーTFTディスプレイを新採用し、「Yamaha MyRide」アプリ連携によるターンバイターンナビ案内や着信通知機能を獲得した。新色「レッドラインホワイト」を含む全4色展開で、欧州では2027年第1四半期より順次発売される予定だ。
新形状シートと彫りの深いタンクが生み出すシルエットとエルゴノミクス 欧州で発表された2027年モデルのMT-125は、ヤマハが誇るハイパーネイキッド「MTシリーズ」の次世代デザイン思想を取り入れ、装い[…]
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