
●文:ヤングマシン編集部(カサ) ●外部リンク:椎名林檎 Official Channel
椎名林檎が、デビュー25周年記念シングル『私は猫の目』を2023年5月24日にリリースした。彼女が博多で活動していた頃からのバンド仲間・時津梨乃(ex.ロレッタセコハン)と田渕ひさ子(NUMBER GIRL)、そしてNYのヒップホップ/ジャズシーンを席巻するBIGYUKIとのセッションのため書き下ろされたとのことで、ともあれそのMVを正座して拝見。
「ニャーオ」とネコに擬態する林檎姫の歌姿を堪能していた筆者は、動画2分38秒時点で虚を衝かれる。その文脈とはまったく関係なく、なぜかバイクのヘッドライトがアップで登場。え? 何?
そして林檎姫、その車両を艶かしくもえっちらおっちら起こしながら、クールに歌い続けるのだ。いったいなぜこの場面で姫がバイクを起こさなければならないのか? それはあえて問うまい。姫なのだから。
続くヒキのショットにおいて、車体を起こし終えたその相棒が、2021年に長い歴史に幕を下ろした名車=ヤマハSR400であることが判明する。もちろんここでなぜSRなのかについても、あえて問うまい。
そして、「ワータシハネコノメッ♪ ニャーオ」と姫がキリッとキメた後のフィックスショットの数秒間、「トコトコトコトコ…」とSRのエンジン鼓動SE音を残して締められる…。
なんスかコレ!? 林檎好きで単気筒好きなバイクオヤジは死んでまうやろww
同好の士は、下のMVをご覧あれ↓
【追記】後から気になって林檎姫の公式サイト「SR猫柳本線」を覗いてみたら、この2月〜5月にかけて行われた全国ツアー「椎名林檎と彼奴等と知る 諸行無常」のツアーグッズのモチーフとして、SRと思しきバイクが使われており。SR…、Sheena Ringo…。あっ!
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