
中国で開催された重慶モーターサイクルショーのホンダブースにて、注目のカスタムコンセプト「CBR500R FOUR レーシングカラー」が世界初公開された。最新の4気筒スポーツモデルをベースに、MotoGPマシン直系のレーシンググラフィックと強烈なエアロパーツを身にまとったコンセプトモデルの全貌に迫る。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:中国ホンダ
重慶ショーで衝撃の初公開! ホンダ「CBR500R FOUR レーシングカラー」カスタムコンセプト
ホンダは中国・重慶市で開催された重慶モーターサイクルショーにおいて、4気筒スポーツモデルの可能性を示すカスタムコンセプト「CBR500R FOUR レーシングカラー」を公開した。
展示車両のベースは、4気筒フルカウル400として注目を集めているCBR400R FOUR E-Clutchの中国市場向けモデル「CBR500R FOUR E-Clutch」。市販モデルの基本骨格をそのまま保持しながら、世界最高峰ロードレースの意匠を盛り込むことで、標準モデルとは明確に異なるレーシーな世界観を構築している。
会場では、市販車が持つ日常的な扱いやすさに最高峰レースの情熱を融合させたスタイリング提案として、多くの来場者やロードレースファンの視線を集めていた。
MotoGPマシン「RC213V」を完全再現! カストロールカラーとトリコロールのグラフィック
カラーリングのグラフィックデザインには、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦するワークスマシン「RC213V」の最新カラーが忠実に反映された。
レッド、ホワイト、ブルーで構成される伝統のHRCトリコロールペイントをベースに、メインスポンサーである「Castrol(カストロール)」の大型ロゴをアンダーカウル側面へ配置した。スポンサーロゴとワークスカラーの配置パターンは、レースを戦うRC213Vのグラフィック意匠を踏襲している。
市販標準モデルのシンプルなペイントラインから一転し、サーキットのピットロードに佇むワークスマシンそのものの迫力と視覚的インパクトをカウル全面へ創出している。
超巨大フロントウイングレット&リアウイング! 空力感を極めたカスタム装備
カウリングのエアロダイナミクス設計には、標準モデルの造形をベースに専用開発された追加エアロデバイスを組み込み。フロントカウル周りには、左右方向および前方へと大きく張り出した専用設計の超大型ウイングレットが追加装着された。ノーズ部分の立体感を際立たせる造形処理により、市販車カウルが持つおとなしい表情を完全なレーシングマスクへと変貌させている。
リアセクションには、タンデムシート部を覆うシングルシートカウルが装着された。さらにシート後部には、カーボン調素材で成形された大小一組の縦型リアウイングレットが配置されている。
テールエンドの流体ラインを整えるエアロパーツの配置は、リア周りの視覚的シルエットを引き締め、純粋なレーシングマシン特有の造形美を完成させている。
国内向け「CBR400R FOUR」への波及は!? カラー&純正カスタムパーツ展開への期待
今回展示されたコンセプトモデルは、日本国内市場で販売される「CBR400R FOUR E-Clutch」と基本プラットフォームを共有する構成だ。
日本国内向けの市販モデルにおいては、シルバーやブラックといった落ち着いた単色系カラーを中心に展開されている。それだけに、今回のコンセプトモデルが見せた完成度の高いワークスカラーと本格的なエアロパーツは、国内の4気筒スポーツファンからも熱い注目を集めている。
レーシングエアロというデザインコンセプトの提示は、将来的なカラーバリエーションの追加や、純正アクセサリーパーツとしてのエアロデバイス市販化に対する期待を大きく膨らませる。日本での展開について、続報が待たれるところだ。
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