
タイでホンダのクラシックウイング系の125ccモデルを販売しているカブハウスより、1976年のダックスをプレミアム路線で再現したような限定仕様「DAX Royal Limited Edition」が登場した。すでに受注は締め切られているが、カブハウスの遊び心には毎年のように驚かされる。
●文:ヤングマシン編集部
ダークカラーに往年のオマージュカラーを乗せて
特別仕様車の製作を定期的に行うカブハウスは、1970年代のダックスをオマージュしたような限定仕様「DAX Royal Limited Edition」を発表した。ダーククローム仕様のクラシックウイングロゴに加え、3D仕上げのソフトエンブレムや専用カラーを施し、各車両には『Dax ROYAL』のロゴが入った個別のシリアルナンバーが付与される。
特徴的なフレームを彩るグラフィックには、1976年発表の「ダックスホンダ ST50-VI/VII ST70-VI/VII」が採用していた3本ラインをオマージュしたものを採用しつつ、プレミアム感を高めるべくクロームゴールドカラーにグラデーションを施している。
シートはスペシャルカスタム仕様のレザーシートでビンテージスタイルを再現。ステンレスのリヤキャリアやキタコ製フロントフェンダー(ダーククローム仕上げ)、ゴールドリムステッカーだ。また、購入者にはクラシカルデザインのヘルメットもセットで販売される。
現地販売のみで価格は9万4900バーツ(日本円換算約44万円・9/19現在)だが、残念ながら8月末をもって受注終了している。こんな遊び心は日本のダックス125ファンにも参考になりそうだ。
参考になっているカラーリングはこのあたりだろう。1976年4月1日発売のダックスホンダはST50/ST70があり、当時価格は10万1000円~11万2000円だった。画像はヤングマシン1976年6月号より。
Honda DAX Royal Limited Edition[2025 Thai model]
Honda DAX Royal Limited Edition[2025 Thai model]
【動画】Dax Royal Limited Edition
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Posted by Facebook on Friday, December 5, 2014
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