ピアッジオグループジャパンは、現行ベスパの中で最軽量かつコンパクトなボディを持つVespa LX125ABSの2024年モデルを公開。2種の新カラーを引っ提げて、2024年5月22日から46万2000円で発売する。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ベスパ
乗りやすさそのままに爽やかなブルーとビビッドなイエローが追加
ベスパLXは、2005年のベスパブランド誕生60周年を記念して生まれたモデル。エレガントでクラシカルな外観とコンパクトで使い勝手のいい車体、そしてLEDヘッドライトやUSBソケットといった最新装備が利便性を高めている。
ベスパの特徴ともいえる、高品質で耐久性があり、頑丈なフレームを兼ねるスチール製のモノコック構造ボディを採用。そこにFIと3バルブ機構を備えた空冷4ストローク単気筒I-GETエンジンを搭載している。大気圧センサ内蔵のECUも相まって、使用条件や標高を問わず最適な燃調が実現できるといった環境性能の高さも魅力だ。
そしてもうひとつのベスパらしい機構として、長年にわたって熟成されてきたフロント周りの、コイルスプリングとショックアブソーバーを備えたシングルサイドアームもそのまま。ただし、エンジンとシャシー間のリンクはダブルスイングアームとすることで、エンジンの振動軽減を図っている。2023年モデルから採用されたフロントABSも標準装備だ。
2024年モデルでは、新たにボディーカラー2種が追加される。前モデルから続投のイノチェンテホワイト、そして新色となるカプリブルー、クリオーゾイエローの3種展開だ。
カラーバリエーション
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