当時味わったRZ350の走りは特に鮮烈に残っている。あの振動と弾ける高回転パワー。そして2ストならではの甘い排気ガスの香りが、風向きによって自分に返ってくる。
今のバイクではあり得ない振動、サウンド、匂い──。現代には再現しがたい絶対的な個性を持つ絶版旧車には、“あの頃”の青春が詰まっている。本記事では、ヤングマシンのメインテスターである丸山浩氏が、RZ350/GSX1100Sカタナ/CB750フォアに試乗しつつ、現代の絶版車のあり方について考察した。 目次 1 黎明期ゆえに各社の個性を凝縮した原石2 絶版旧車は贅沢な「旅行」。思い出と金銭があればこそ  […]




































 
   
   
   
   
   
  