ホンダは欧州で、CB1000Rおよび同ブラックエディションに新色を設定し、2023年モデルとして発表した。標準モデルは深みのあるボルドーレッドメタリックの1色となり、ブラックエディションにはマットジーンズブルーメタリックが追加された。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
ホンダが多用するマットジーンズブルーメタリックがCB1000Rにも
ホンダは欧州で、2021年にモデルチェンジしたネオスポーツカフェ「CB1000R」のニューカラーを2023年モデルとして発表した。メカニカルな部分は変更なしとされ、標準モデルは深みのあるボルドーレッドメタリックの1色、ブラックエディションには従来のディープグラファイトブラックに加えマットジーンズブルーメタリックがラインナップされる。
CB1000Rは、旧CBR1000RRの並列4気筒をベースに低中速寄りのキャラクターとされたエンジンを鋼管フレームに搭載した、ネオクラシックスタイルのスポーツネイキッド。2021年モデルでユーロ5に適合するとともに、TFTディスプレイにはホンダスマートフォンボイスコントロールシステム(HSVCS)を採用。USB電源ソケットも装備した。また、LEDヘッドライトはティアドロップ型に変更を受けている。
スペシャルカラーをまとうブラックエディションは、スポークに切削加工を施したブラック塗装ホイールやチタンコートを施したフロントインナーチューブ、ブラック塗装仕上げのヘッドライトリム、トップ&ボトムブリッジ、スイングアーム、マフラーなど、そしてハンドルホルダーや左右レバーなどにブラックアルマイトを加えたクールな仕様。シングルシートカウルも同梱される。また、従来からあったグラファイトブラックにも、燃料タンク上にマットシルバーのラインが追加された。
いずれのカラーリングも日本仕様に登場する可能性は高そうだ。待て、続報!
HONDA CB1000R / BLACK EDITION[2023 EU model]
主要諸元■全長2120 全幅789 全高1090 軸距1455 シート高830(各mm) 車重212kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 145.5ps/10500rpm 10.61kg-m/8250rpm 変速機6段 燃料タンク容量17.1L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ※諸元は欧州仕様
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