モビリティリゾートもてぎは、場内にあるホンダコレクションホールにて、同サーキット開場25周年記念企画展として、9月14日より「もてぎ」にゆかりのあるWGP&MotoGPマシン4台を追加展示すると発表した。その中には、カワサキZX-RRの姿もある。
●外部リンク:ホンダコレクションホール
ZX-RR(2002年)、RGV-Γ(2000年)、YZR-M1(2008年)、RC213V(2016年)が追加された!
モビリティリゾートもてぎは、ホンダコレクションホールにて開催中の開場25周年記念企画展に、9月14日より「もてぎ」で開催された過去のグランプリに縁の深いマシン×4車を追加すると発表。おっさん世代として注目したいのは、2000年にケニー・ロバーツJr.がもてぎ2連覇を達成(同年はチャンピオンを獲得している)したスズキ「RGV-Γ」、そして2002年にワイルドカード参戦して20年ぶりのグランプリ復帰を果たしたカワサキ「ZX-RR」だろう。
特にZX-RRは、カワサキが翌年からのMotoGPフル参戦を目指して開発を続けてきた野心作で、テストライダーの柳川明がゼッケン48を付けてワイルドカード参戦するとあって、当時とても注目されていたことを覚えている読者もいるはずだ。
その後、ZX-RRは改良を続けながら参戦を続け、2004年には中野真矢が日本GPで初めての3位表彰台を獲得。2005年~2007年には毎年最高成績2位を獲得したものの優勝には届かず、2008年末をもってワークス参戦を終了している(2009年はハヤテレーシングにマシンを委託)。
この開発で得た知見はのちに市販車のニンジャZX-10Rへと存分に盛り込まれ、2016年~2020年のジョナサン・レイによるワールドスーパーバイク選手権6連覇を支えることになる。
この貴重な機会に、ぜひホンダコレクションホールを訪ねてみよう!
2002年当時に配布されたZX-RRの資料写真
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