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Q5:2ストは復活しない?!【30秒でわかる! バイクの疑問】

Q5:2ストは復活しない?!【30秒でわかる! バイクの疑問】

ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。5問目はめっきり見なくなった!? 2ストのギモン。


●文:ヤングマシン編集部

A5:まだまだ再登場の可能性アリ!

2ストロークはクランク1回転で1回爆発するため(4ストはクランク2回転で1回爆発)、単純に比較すれば同排気量の4ストより2倍のパワーを発揮できる。そのためかつてのGPマシンも250レプリカも、みな2ストだった。

しかし2ストは構造上、クランクとピストンを潤滑するために混合気にオイルを混ぜる必要があり、これが厳しさを増す排出ガス規制に対応できず’00年代初頭にほとんどが消滅。もはや2ストが復活することはないと思われたが、’17年にKTMが最新技術を投入したエンデューロマシンをリリース。

そして’22夏に嬉しいニュース。モータリストは、イタリア生まれの最新2スト「ヴィンス ドゥエチンクアンタ」と「ランゲン ツーストローク」の発売を発表。さらに新たな公道モデルが増殖する可能性も、ゼロではない?!

ヴィンス ドゥエチンクアンタ。電子制御のオイルポンプにより、エンジン負荷やスロットル開度に合わせてガソリンとの混合比を緻密に調整して排出ガスをクリーンにする。最新技術で厳しいユーロ5に適合、公道ナンバーOKだ。なお公道向け仕様は990万円!

こちらがカフェレーサーのランゲン ツーストローク。エンジンはヴィンスと同型。


※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
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