近頃、スマートフォンと連動できる機能を備えたバイクが一挙に増えてきた。電話の発着信に、音楽、ナビゲーション機能。スマホがバイクの機能の一部として使えるようなもので、慣れればとても便利な機能だ!! そこで今回は、最新のスマホ連動機能搭載車とその機能を総チェック。ここではホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの国内4メーカーについて、どんな車種にどれだけの機能が採用されてきているのかを見てみよう。
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
【HONDA】国内メーカーで唯一のカープレイ採用車も!
採用システムその1:アップルカープレイ&アンドロイドオート
国内メーカーで初めてカープレイを導入したのがホンダ。ツアラー系旗艦の’18ゴールドウイングに搭載して以降、’20CRF1100L、そして’22年3月発売のNT1100にも採用された。カープレイに加え、ブルートゥース(以下BT)接続で音楽リストや電話発着信も使用可能。ゴールドウイングはスマホホルダーもある。
採用車の一例
採用システムその2:HCVCS
’21年型からX-ADVとCB1000Rがスマホ対応となり、ホンダスマートフォンボイスコントロールシステム(HSVCS)が導入された。
ナビ、電話、メッセージ、音楽、天気、音量の6機能を使用可能。BTインカムによる音声入力または左手元のスイッチで操作できる。
採用車の一例
【YAMAHA】日本には’21年に初登場
採用システム:CCU
125ccスクーターのNMAXが、’21でヤマハ国内モデル初のスマホ連動に対応。電話着信やメール受信、スマホのバッテリー残量などをメーターに表示できるほか、スマホで燃費を算出してくれる機能が役立つ。NMAX155も、’22のフルチェンで対応だ。
採用車の一例
【SUZUKI】ツーリングがはかどる機能を満載
採用システム:mySPIN
’22GSX-S1000GTに、満を持してスズキ初のスマホ接続機能を導入。国内初のマイスピンで、「連絡先」「カレンダー」「マップ」「音楽」「電話」の5機能が使える。
サードパーティの対応アプリで使い勝手を高められ、ナビ関連では海外でメジャーなSygicのほか、ナビタイムジャパンのツーリングサポーターにも対応している。
採用車の一例
【KAWASAKI】国内では搭載車最多、SSや600も網羅
採用システムその1:mySPIN
’19年型ニンジャH2を皮切りに、続々とスマホ接続できるモデルを発売。ミドルクラスのニンジャ650とZ650のほか、スーパースポーツ(SS)のZX-10Rにも搭載するのは国産でカワサキのみだ。
従来の機能はシンプルだったが、同社初のマイスピンを新型H2 SXに採用。最先端の追従式オートクルーズと合わせて、スポーツツアラー旗艦に相応しい機能を持つ。
採用車の一例
採用システムその2:シンプル版(従来型)
従来型の簡易版を採用する7車種はナビをメーターに表示できないが、専用アプリで様々な設定が可能。
アクセル開度や最大バンク角を記録する詳細な走行ログが楽しい。
採用車の一例
※各メーカー別に掲載している車種は、機能を搭載している車種の一部です。 ※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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