ホンダは北米でレブル1100の新色を、そして欧州ではレブル1100およびレブル500の新色を発表した。1100のカラーリングは欧米とも共通のブラウンで、500は日本で発売されたばかりのCT125ハンターカブと同じ色名“パールオーガニックグリーン”を採用している。
大型バイクのトップセラーに早くもニューカラーを追加
ホンダは北米と欧州でレブル1100(欧州正式名:CMX1100 REBEL)に新色の“パールスタリオンブラウン”を発表、また同時に欧州ではレブル500(欧州正式名:CMX500 REBEL)に新色の“パールオーガニックグリーン”を発表した。いずれも従来のカラーに追加設定される形(一部従来カラーは廃止も)で、2022年モデルとして2021年12月より順次発売する。
ボバースタイルの新顔として登場したレブルシリーズは、250/300/500/1100のラインナップ展開から各国で好調な売れ行きを見せている。レブル1100はオートマチック運転も可能なDCT(デュアルクラッチトランスミッション)もラインナップし、日本では大型二輪AT限定免許でも運転できるビッグクルーザーとして、3年連続ベストセラーのZ900RSを脅かす勢いだ。
エンジンはアフリカツインの並列2気筒をベースとしながらフライホイールマスを増量し、力強い低中回転トルクでシグナルダッシュは“猛然”という言葉が似合うほどのスタートダッシュを誇る。それでいて、シリーズに共通する低シート高とシンプル&軽量な車体で、ビギナーからベテランまで支持は厚い。
北米におけるレブル1100は、従来色のメタリックブラックおよびボルドーレッドメタリックを継続し、新色のパールスタリオンブラウンを追加。欧州ではガンメタルブラックメタリックのみ継続とし、同じく新色のブラウンを追加とした。
また、欧州でのみ発表されたレブル500については、マットジーンズブルーメタリック、グラファイトブラック、マットアクシスグレーメタリックを継続色とし、パールオーガニックグリーンを新たに加えている。ちなみに、このパールオーガニックグリーンはCT125ハンターカブに追加されたばかりの新色と同名だ。
日本におけるニューカラーの動向は不明だが、同じアップデートが実施される可能性は高い。こちらについては続報が入り次第お伝えしたい。
HONDA REBEL 1100 / DCT[2022 model]
主要諸元■全長2240 全幅834 全高1115 軸距1520 シート高700(各mm) 車重233kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 1084cc 87ps/7000rpm 10.0kg-m/4750rpm 変速機6段 燃料タンク容量13.6L■タイヤサイズF=130/70B18 R=180/65B16 ※諸元は欧州仕様DCT ※写真は北米仕様DCT
HONDA REBEL 500[2022 model]
主要諸元■全長2205 全幅820 全高1090 軸距1490 シート高690(各mm) 車重191kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 471cc 46ps/8500rpm 4.46kg-m/6000rpm 変速機6段 燃料タンク容量11.2L■タイヤサイズF=130/90-16 R=150/80-16 ※諸元と写真は欧州仕様
そのほか、ゴールドウイングシリーズは欧州と北米で、FURY(1312ccのVツインを搭載したカスタムクルーザー)は北米で2022年モデルが発表されたので、併せてダイジェスト紹介。
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