
●まとめ:沼尾宏明 ●文:谷田貝洋暁(インプレ) ●情報提供:オージーケーカブト
SHUMA:風が吹き抜ける新感覚クール系
年々ひどくなる暑さに対応すべく、カブトが送り出した新作フルフェイスヘルメット「シューマ」。そのコンセプトは”涼しさ”と”快適さ”の徹底追求。…なのだが、まず驚いたのが軽さだ。カブトのヘルメットは軽量なモデルが多いが、その中でも軽いと感じるほど。そして被って驚くのが、やはり新開発のウルトラクールシステム。まずはベンチレーションを閉じて走り出し、途中から全開にしてみると…。顎と額の開口部を開放した瞬間、ヘルメットの中に空気の流れが生まれたのだ。しかもそれは”空気が入ってくる”レベルではなく、ヘルメットの中に明確な空気の流れを感じるほど。さらにスゴいと思ったのは、信号待ちで停止している時のことだ。走行風がなくても、そよ風がヘルメットの中に入ってくるのを感じる。ここまで風が通るヘルメットはちょっと今までお目にかかったことがない。当然、シールドの曇りも一発解消だ。
【Kabuto SHUMA】フル着脱内装 曇り止め機能標準装備 ラチェット式バックル●規格:JIS ●サイズ:XS S M L XL ●色:単色5色グラフィック6色 ●価格:2万8600円 ※グラフィック=今夏予定 ※写真色はガンメタル
【夏が待ち遠しい快適装備!】ベンチレーションの位置や大きさを、風洞実験とCFD解析で設計し、内部は風を積極的に通すための快適空間認知内装を採用。このほか、熱遮断シールドに制菌内装&眼鏡対応チークパッドなどを備える。
カラーバリエーション
[左から] シャイニーレッド/フラットブラック/ブラックメタリック [写真タップで拡大]
[左から] パールホワイト /フレーム(フラットブラックレッド)/フレーム(パールホワイトブラック) [写真タップで拡大]
[左から] フレーム(フラットブラックブルー) /フローズ(ブラックブルー)/フローズ(ブラックレッド) [写真タップで拡大]
フローズ(フラットブラックイエロー) [写真タップで拡大]
F-17:揚力を抑える最先端思想
次世代レーシングモデル「F-17」がデビュー。新設計の帽体は、空力を徹底的に追求し、CFD(3次元数値流体解析)で前面投影面積を絞ると同時に、揚力を抑制する新デバイス=クレストスポイラーを投入した。さらに左右エアダクト/センターロック式2軸シールド/制菌内装ほか新装備を奢る。
【KABUTO F-17】フル着脱内装 曇り止め機能標準装備●規格:JIS MFJ ●サイズ:XS S M XL XXL ●色:単色3色 ●価格:5万1700円 ●’21年夏発売予定
RT-33:軽量な本格レース仕様
軽さと高強度を両立した複合素材帽体に、乱流を抑制するウェイクスタビライザーを融合したレース対応品「RT-33」。速乾内装には、頭の形に合わせたパッドを設定し、フィット感を高められる。
【KABUTO RT-33】フル着脱内装 曇り止め機能標準装備 ●規格:JIS ECE MFJ ●サイズ:XS S M XL XXL XXXL ●色:単色3色(XXL/XXXLは単色2色) ●価格:3万9600円/4万1800円(XXL/XXXL)
カムイ3:タフな軽快コンパクト
「カムイ3」は、スリムな帽体に大型サンバイザーを内蔵したストリートモデル。ウェイクスタビライザーによる空力性能や、ソフトな速乾内装で使い勝手良好だ。紫外線と赤外線をカットするテイジン製シールドも標準で備える。
【KABUTO KAMUI-Ⅲ】フル着脱内装 曇り止め機能装着可能 防眩バイザー/ラチェット式バックル標準装備 ●規格:JIS ●サイズ:XS S M L XL ●色:単色5色 グラフィック20色 ●価格:単色3万1900円 グラフィック3万5200円
エアロブレード5:軽さと空力が際立つ公道スポーツ
帽体は軽さを追求しつつ、直進時と横方向からの空気抵抗も削減した「エアロブレード5」。密閉性の高いセンターロック式のシールドや、涼しい頬パッドも魅力だ。カーボン仕様(5R SM-1/写真)を今夏追加。
【KABUTO AEROBLADE-5】フル着脱内装 曇り止め機能装着可能 ラチェット式バックル標準装備 ●規格:JIS ●サイズ:XS S M L XL XXL XXXL ●色:単色4色 グラフィック10色 ●価格: 単色 3万5200円 グラフィック 3万8500~3万9600円 カーボン帽体6万3800円
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
停止中にも空気の流れを感じるヘルメット 内部換気のためのベンチレーションシステムを備えたヘルメットはたくさんあるが、その効果を実感できる製品となると意外に少ないものだ。ところが、新開発のウルトラクール[…]
アストロGX(試用インプレ)RX-7XシリーズラパイドネオアストラルXXDベクターX 現行のアストラル‐Xに代わるツーリング向け新作フルフェイスが「アストロGX」だ。新型コロナ禍により発売が延期された[…]
Z-8(試用インプレ)XフォーティーンGTエア2グラムスターEXゼロ 軽量コンパクトなフルフェイスとして知られるZ-7がリニューアルし、「Z-8」に進化した。'14年発売のZ-7から実に7年ぶりの刷新[…]
2021年6月18日~20日にドイツ・ザクセンリンクで開催されるMotoGP第8戦ドイツGPにおいて、レプソルホンダチームのマルク・マルケス選手はスペシャルカラーのヘルメットを使用する。1970~19[…]
Z-8 ミューラル [SHOEI] SHOEIの新作フルフェイスヘルメット・Z-8に、グラフィックモデル「ミューラル」が追加。カタカナで"ショウエイ"と入れたりなど、ポップなデザインが斬新だ。 エアロ[…]
最新の記事
- 「カワサキ初のレーサーレプリカ」ライムグリーンカラーを導入した初の大排気量車:カワサキZ1000R【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 変化を一気見! カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【2018~2025年モデル】
- 2025MotoGPヘルメット勢力図は5社がトップを分け合う戦国時代へ突入! 日本の3メーカーに躍進の予感!?
- 【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!
- 「初の100ps超え!! 」全面改革で進化した第二世代のZ:カワサキZ1000J【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 1
- 2