
ハーレーダビッドソンにとって、”カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。ここではハーレー専門誌『ウィズハーレー』が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を取材。今回は新型から旧車まで、外観カスタムはもちろん、エンジン&インジェクションチューニングなど走り系も得意とするHDブイモンスター(福島県)が手がけた「FXSBブレイクアウト」を紹介する。
●取材協力: HD V-MONSTER
低く構えたプロポーションで人気を誇るブレイクアウトを、徹底的にモディファイ
本記事で紹介するハーレーカスタムモデルは、ブレイクアウトならではの流麗なフォルムにより磨きをかけて、走りのパフォーマンスも格段に向上させた1台。息を呑む美しさと見る者を圧倒する力強さが同居する強烈な存在感、特別なオーラを感じさせるカスタムは、福島県福島市のHDブイモンスターによるものだ。
図太くダイナミックなテールエンドと、アールを描くセクシーな外装のライン。低く構えたプロポーションで人気を誇るブレイクアウトが、徹底的にモディファイされた。細部まで徹底的にこだわり抜かれたお手本のようなカスタムだ。
ツインカムエンジンにはS&Sのスーパーストックシリンダーヘッドが組み込まれ、ボアアップキットで110キュービックインチ化。カムはT‐MAN580をチョイスしている。ロッカーカバーやカムカバーなどはパフォーマンスマシンで統一され、見た目にも精悍な心臓部。
58mmスロットルボディやフューリングのインジェクター、セレクテッドのデュアルスロートベロシティスタックで吸気系を、バッドランドのエキゾーストコートを施したBSL製マフラーで排気も見直され、100馬力オーバーを実現した。
迫力ある21インチホイールはCVO用をブラックパウダーコート仕上げ。フォークスプリングをハイパープロにし、DLCコートのインナーチューブを延長したフロントフォークは、トライジャのレイクトリプルツリーによってセットされる。
LAチョッパーズのスムースライザーにマウントされるファットドラッグバーはキジマ製。ケンズファクトリーのミラーやレバー、ローランドサンズデザインのグリップなど細部のグレードアップも抜かりない。
260mmのワイドリヤタイヤをより強調するショートフェンダーは、後端にLEDテールライトが埋め込まれるサンダーバイク製で、ローダウンやライセンスプレートのサイドマウント化によって、力感あふれる凄みの効いたテールセクションに見事なまでに仕上がった。
細身のスポークワークがエレガントで美しいキャストホイールは、CVO FXSBSEの純正。
高級感あふれるトライジャ刻美パーツのレイクトリプルツリーやLAチョッパーズのスムースライザー、JWスピーカーのLEDヘッドライトなどと統一するかのように、上質なブラックでフロントエンドもフィニッシュに至った。
身につけたくなるアクセサリーのような巧みな装飾が、プッシュロッドカバーキャップにさりげなく組み込まれているが、シルバースミスフィンの特注。
オールハンドメイドのシートはアトリエチェリー(神奈川県鎌倉市)で、座面には頬ずりしたくなるよう滑らかで肌触りの良いテクスチャーが用いられている。
フロントのショートフェンダーはノーマルを加工し、ステップやペグはオーナーによるワンオフ。
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