ヤマハは欧州で2021年5月12日、「R/World is within your reach, 18/05/21.」と題した、ベールに包まれたマシンのティーザー映像、第2弾を公開した。今回はサーキットやワインディングロードを楽しむライダーの姿が映し出され、ヘッドライトもチラ見せ。コイツは噂の「YZF-R7(仮)」に違いない!
エンジン音は前回同様、やはりクロスプレーンに思えてならない
欧州ヤマハが2021年5月12日に公開したティーザー映像は、「R/World is within your reach, 18/05/21.」と題し、2021年5月18日にあなたのもとへRワールドが届く……としたもの。予告された公開時間は、CEST(中央ヨーロッパ夏時間)の15時。日本時間にすれば22時ということになる。
今回はサーキットやワインディングロードを楽しむライダーの笑顔がメインとされ、短い時間ではあるがヘッドライト周辺のフェイスをチラ見せしている。そのDRLと思しきライトの形状は、ヤマハが誇るスーパースポーツ「YZF-R1」や「YZF-R6」の血筋を強く感じさせるもの。
そして面構成が凝った形状であるとともに、整流板のようなものとアッパーカウル中央にエアインテークのような穴が開いているのが確認できた。これがラムエアダクトなのかフレッシュエアインテークなのかはわからないが、複雑な形状は一定以上のクラス感を表現しているようにも思えることから、やはりビギナー向けのYZF-R25/YZF-R3ではなさそうだ。とはいうものの、ライダーのウエア姿などからはレーシング色はさほど濃くないマシンということもわかる。
全開のティーザー映像と同じエンジンサウンドも聞こえてくるが、やはり90度Vツイン、または270度クロスプレーンクランクの並列2気筒エンジンのように思えてならない。すでにヤマハがユーロ5に対応させている688cc並列2気筒エンジン、MT-07系と考えるのが自然だろう。
問題は、このマシンの車名をYZF-R7と断言していいものかどうか……。しかし我々は、第1弾のティーザー映像が公開された後、ヤマハが日本で今年の2月頃に「YZF-R7」の名を商標登録出願していることを掴んだ。この名がそのまま使われる可能性は、かなり高そうだ。
あとは正式発表のその日まで、刮目して待て!
ティーザー映像【R/World is within your reach, 18/05/21.】
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