●レポート:モーサイWEB編集部・上野茂岐 ●写真:沖 勇吾
250ccスクーターとほぼ同じサイズのダウンタウン125i
税金や保険など維持費が安く、高速道路は走れないものの、一般道の上限速度がクルマ同様60km/hとなる原付二種(50cc超〜125cc)。
特にスクータータイプはオートマチックミッションで運転もラク、シート下に収納スペースもあることから、通勤やお買い物など日常の移動手段として多くの人に使われている。
しかし、お得で便利な原付二種で、せっかくなら一番デカいサイズのモデル、欲しくないですか? もちろん、排気量は原付二種の上限の125ccで。
とにかくデカければ、お買い物してもいっぱい荷物が積めるし、2人乗りも快適だろうし、燃料タンクも大きければツーリングだって楽しめちゃうし!?
でも、125ccまでと排気量が限られるから、そこまで車体を大きくはできないだろうし、そんなオイシイ話なんてないよなぁ……と思いきや。
台湾のバイクメーカー・キムコにあった。
超巨大な125ccスクーターが。
全長2250mm、全幅780mm、全高1345mm、ホイールベース1553mm、車重178kgで「125ccスクーター最大級のボディサイズ」をうたうダウンタウン125i ABSである。
いや、ホント超デカい。
最近の国産250ccスクーターはコンパクト化路線が進んでいるが、大柄ボディ&快適装備が特徴だったビッグスクーターブーム時代の250ccスクーターとほぼ同じサイズ感なのだ。
比較用にビッグスクーターブーム当時に人気を博した車種の寸法をいくつか紹介したい。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
大柄ボディの125cc スクーター、キムコ・ダウンタウン125i ABS ううむ、1リットルあたり30kmを軽く割り込むのではないのかと思っていたのですが、まさか40km/Lを超えてくるとは……。 い[…]
軽量コンパクト、前後14インチホイールのスポーツスクーター 台湾のキムコが発表した「F9」は、2018年秋のEICMAでお披露目された6段ギヤ付き電動スーパースポーツ「スーパーNEX(SuperNEX[…]
どっちがどんな意味? 気になる「TIRE」と「TYRE」 英語表記をする場合、アメリカ英語の「TIRE」とイギリス英語の「TYRE」、2種類のスペルがあります。 タイヤメーカーは世界各国にありますが、[…]
スマートキー採用で低燃費、価格はリーズナブルな24万2000円~ ホンダは新型「Dio110」を発表。新設計の空冷4ストロークSOHC単気筒エンジン「eSP」を搭載し、新フレーム「eSAF」を採用する[…]
4バルブ化でパワーアップした「eSP+」エンジンを搭載 ホンダは、軽快で使い勝手がよく、燃費に優れたエンジンを搭載するなどで好評のベストセラースクーター「PCX」シリーズをフルモデルチェンジ。新型「P[…]