人気のヘリテイジモデルはシブい配色

カワサキ’21モデルの新色はほぼ出揃った!〈後編|Z900RS/W800/バルカンS〉


●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)

Z900RS/カフェ:ゼファー風ツートーンが追加

’18年の登場以来、ベストセラーに輝くZ900RS/カフェに新色が設定された。RSは黒ベースに銀の水平ストライプを採用。シックながらスピーディな配色は、’05ゼファーシリーズがモチーフと見られる。従来色の黒を廃し、緑×黄は継続だ。カフェは、黒に茶色のグラデーションを配した激シブ色が登場し、2→1色設定となった。

【KAWASAKI Z900RS】■水冷4スト並列4気筒 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 215kg シート高800mm 17L ●色:黒×銀 緑×黄 ●価格:135万3000円

【KAWASAKI Z900RS CAFE】●色:黒×茶 ●価格:138万6000円

W800:現代の最新Wシリーズはいずれも衣装替え

’21年モデルのW800シリーズは、STD/ストリート/カフェいずれもカラーリングが変更された。

【’21 KAWASAKI W800】カフェ、ストリートに続き、’19年12月に遅れて登場したSTD。フロント19インチや各部メッキパーツなど、もっともレトロな装いを持つ現代版ダブワンだ。’21年型では、従来の緑に替わり、深みのあるメタリックオーシャンブルーを投入した。■空冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 773cc 52ps 6.3kg-m ■226kg シート高790mm 15L ■タイヤF=100/90-19 R=130/80-18 ●価格:110万円

【’21 KAWASAKI W800 STREET】オーソドックスながら、街中に溶け込むモダンスタイルが魅力のストリート。3車中もっともアップハンドルでシート高も低い。’21では艶消し黒に替わって、マットグレーが登場した。センターのオレンジストライプが小粋! ●価格:101万2000円

【’21 KAWASAKI W800 CAFE】’19年2月、復活したW800に新追加されたカフェ仕様。ビキニカウルのほか、スワローハンドルとシングル風シートが特徴だ。’21は車体色を一新。灰×黒ボディに、緑色のシート表皮+エンジンカバーの配色がイカす! ●価格:113万3000円

バルカンS:国内は新色の深入りブルーのみ

ニンジャ/Z650と同系のパラツインを搭載した都会派クルーザー。’21では、従来色のツヤ消し紫に変わり黒×青を導入した。黒地にペイント風の青が載る、凝ったカラーだ。欧州に存在するツヤ消し灰と黒は導入されず、1色のみの設定。

【KAWASAKI VULCAN S】■水冷4スト並列2気筒 649cc 61ps 6.4kg-m 229kg シート高705mm 14L ●価格:85万8000円


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