若き日に端から眺めていた大人の世界

’80sビッグシングルを入手して青春をやり直してみる【’80年代名車購入ガイド】

  • 2020/9/4

ホンダ GB500TT/400TT:35年前のネオクラに浪漫

’83年のGB250クラブマンに続いて投入された上級版。その姿は、ノートンに代表される’60s英国レーサーをオマージュしており、現代で言うネオクラシックの先駆者と言える。心臓部はXR500RのRFVC単気筒がベース。SOHC4バルブによるハイパワーが美点で、SRと対照的に無骨なエンジンまわりやタンクが愛らしい。鉄製の前後フェンダーやサイドカバーなど金属を多用し、質感も見事だ。

ホンダ GB500TT/400TT

【’85 HONDA GB500TT】■空冷4スト単気筒SOHC4バルブ 498cc 40ps/7000rpm 4.2kg-m/5500rpm ■149kg(乾) ■F=90/90-18 R=110/90-18

GB500TT/400TT:各年式のポイント

’85年モデル GB400TT

’85年に「単気筒生命体」のキャッチコピーで登場。

ホンダ GB500TT/400TT

’85年モデル GB400TT MkII

同年’85年にロケットカウルとシングルシートを備えたMkIIを400に追加。

ホンダ GB500TT/400TT

’85年モデル GB500TT

GB400TTと同じく’85年にデビュー。500は生産終了まで仕様変更なし。

ホンダ GB500TT/400TT

’87年モデル GB400TT SPECIAL EDITION

前後メッキフェンダーや立体エンブレムで質感を向上したSEを設定。

ホンダ GB500TT/400TT

’88年モデル GB400T

’88で色変更した後、生産終了。

ホンダ GB500TT/400TT

実例物件サンプリング〈GB500TT/400TT〉500は値上がり傾向

  • 相場:57万円前後(約57~65万円)
  • タマ数:極少 ※データは500

500は車体色がマルーンのみで、シングルシート仕様。再評価の機運が高まったか、相場は上昇気味だ。タマが少なく、かなり選びにくい上に、安いタマも50万円以上する。なお400に500のエンジンを載せ換えた場合もあるので注意。400も一時期よりタマが減り、極少。Mk IIは絶滅危惧種だ。

サンプル1:貴重な初期型400の場合

個体数が少ない上に乗り潰され、初期型はレア。相場は30万円前後だ。写真は外装をSEに変更済み。

ホンダ GB500TT/400TT

■参考価格:29万7000円(当時新車価格:43万9000円) ■1985年式 ■車検:無し ■走行距離:17937km ●SHOP:モトスポーツ金沢(新潟県)

サンプル2:500のMkIIカスタムの場合

MKIIは400のみだが、カウルを500に移植したカスタムもアリ。タンクパッドやダイシンマフラーも備える。。

ホンダ GB500TT/400TT

■参考価格:65万円(当時新車価格:46万9000円)■1987年式 ■車検:なし ■走行距離:10110km ●SHOP:株式会社サッシュ(京都府)

●文:沼尾宏明 ●販売車両画像提供:グーバイク ●取材協力:グーバイクおよび各バイクショップ
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