独自のステアリングシステムを持つ「Newアーバン スーパーバイク」ことイタルジェット ドラッグスター(DRAGSTER)が2020年末頃に発売される! 今回は初回生産バージョンと通常生産車のカラーバリエーション決定稿が明らかになったのでお伝えしたい。限定ブラック×マグネシウムも小変更が加えられ、すべてが初公開となる。
初回ロット499台にはシリアルナンバー入り!/通常版は共通2色と独自のブラックをラインナップ
イタルジェット「ドラッグスター(DRAGSTER)」が初めてその姿を見せたのはEICMA 2018だった。その際にはコンセプトモデルとして紹介されたが、大きな反響とともに翌年のEICMA 2019で量産に近い形のモデルを展示。そして2020年、ブランニューモデルのドラッグスター125/200は、なんとMV AGUSTAジャパンが日本における輸入・販売を行うと発表され、我々に衝撃をもたらした。
ドラッグスターは最新モデルだが、その先祖に当たる初代は1995年に発売され、最新型の原型ともいえる独自のメカニズムを満載してファンを獲得していた。最新のドラッグスターは、革新の「インディペンデント・ステアリング・システム(I.S.S.)」をスチール製トレリスフレームに組み合わせ、ユーロ4対応の4ストローク単気筒エンジンを搭載。125ccと200ccの2種類の排気量をラインナップする。コンセプトは「New Urban SuperBike」だ。
初回ロットは世界限定499台のシリアルナンバーが入ったファーストエディションとして生産され、初回のみとなる限定カラーのブラック×マグネシウムに加えて、今回発表されたアンスラサイト×ホワイト×レッドのイタリアントリコローレ、そしてアンスラサイト×イエローを用意する。
さらに、通常版には上記の灰×白×赤、灰×黄に加えて、ブラック×グレー(フレームは赤)の新色を揃える。以前に発表されたカラーリングからは変更が加わり、今回の発表によるカラーリングが最終仕様となる。
なお、新型コロナウイルスの影響で初回ロットの生産は2020年9月にずれ込み、日本上陸は2020年末頃となる予定。価格はドラッグスター125が63万8000円、ドラッグスター200は69万8500円だ。
ITALJET DRAGSTER 125/200[2021 model]
【ITALJET DRAGSTER 125/200[2021 model]】主要諸元■全長1870 全幅680 全高未発表 軸距1345 シート高770(各mm) 車重108[112]kg■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 125[200]cc 14.9hp/10000rpm[19.8hp/8250rpm] 1.22kg-m/7750rpm[1.73kg-m/6250rpm] CVT式無段変速 燃料タンク容量7L■ブレーキF=φ175mmディスク+2ポットキャリパー R=φ240mmディスク+2ポットキャリパー タイヤサイズF=120/70R12 R=140/60R13 ●価格:63万8000円[69万8500円] ●色:灰×赤、灰×黄、黒×灰(標準モデルのみ)、黒×マグネシウム(初回ロット限定車のみ) ●発売:2020年末 ※[ ]内は200
※ディテール詳細は関連記事をご参照ください
※掲載写真は最終仕様と異なります
あなたにおすすめの関連記事
EICMA 2018でコンセプトモデルとして発表されたイタルジェット「ドラッグスター」は、我々ヤングマシンのみならず多くのバイクファンに驚きをもって迎えられた。初代ドラッグスターは1995年に発売され[…]
まずADV150の情報について整理しておこう。2019年夏、最初に発表されたのはインドネシア仕様で、これは製造もインドネシア。そして同年10月の東京モーターショーで発表されたのはタイ生産モデルで、日本[…]
1980年代後半に、2ストローク50ccエンジンを搭載したオフロードテイストのスクーターとして誕生したBW'S(ビーウィズ)は、その後、海外で125ccバージョンが作られるようになり、日本国内では20[…]
趣味性のある250㏄オーバーから、生活の足に便利な小型モデルまで一挙掲載。近頃は、元気のなかった250~400ccのビッグスクーターが高性能になって復活したことがトピック。コミューター系は、世界的な電[…]
しばらく輸入がなかった台湾のSYMが再び日本に入ってくる…と聞いて、正直心ときめくというほどではなかった。悪口を言いたいワケではないが、ひと昔前のSYMは実用性と価格重視の製品が多く、"楽しさ"を重視[…]
最新の記事
- 【2024年11月版】150~250cc軽二輪スクーター 国内メーカーおすすめ7選! 125ccの双子モデルからフルサイズまで
- SHOEIがシステムヘルメットのド定番モデル「ネオテック3」に新グラフィック「ANTHEM」を発表!
- SHOEIが「Z-8 YAGYO」を発表! 百鬼夜行をイメージしたバイクパーツ妖怪が目印だ!!
- 【SCOOP!】ついに「GB500」登場へ?! ホンダが海外で商標を出願!
- 【動画】白バイ直伝! 究極の安全ライテク[令和ver.] #8:8の字走行を極めよう!
- 1
- 2