新型コロナウイルスの影響でインドネシアでの発表が延期された’20カワサキ ニンジャZX-25R。世界中が正式発表を今か今かと待ち構えている状況だ。本記事では、国内にて先行お披露目された市販予定車をあらためて徹底チェックする。
太陽光の下、オーラ全開。2気筒とは違うのだよ!
ついに我々の手に触れられるところまでやってきたニンジャZX-25R。国内仕様の市販予定車を間近に見た印象は、かなりコンパクト。ニンジャ250と変わらない…というより、カラーリングからして酷似した存在感だ。明確な違いはアッパーカウルのラムエアダクトで、ココが見分けるキーポイントと言えるだろう。車体を押した印象としては、4気筒エンジン搭載車とは思えないほどの軽さが脅威的。カウル内はさすがに詰まった状態で、2気筒車のようなスカスカ感は感じさせない。またがった印象も軽いもので、車格は明らかに250と言えるもの。しかし、高機能メーターや電脳装備をコントロールするスイッチ類、フレーム内に抱えた4気筒エンジンの存在感は、600クラスに匹敵する質感を感じさせる。排気量こそ250ccだが、紛れもなくスーパースポーツの血統が息づく高性能モデルだ。往年のレプリカに通じる、本気のオーラをあらためて感じた次第だ。
●文:川島秀俊 ●写真:鶴身 健 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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