遠藤自動車が提供するカスタムバイクは、基本的にフレーム単体からの作業となる。サンプルになるベースカスタムとしては、オールドスクール系ボバーやディガーといったスタイルが基本で、今やそれが「遠藤スタイル」と言ってもいいぐらいだ。今回紹介するカスタム車両は、オーナーのこだわりがつまった1台・ショベルリジットスプリンガーだ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●取材協力: 遠藤自動車サービス ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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サイケデリックな塗装を施したオールドスクール
ベース車両をそのまま仕上げて乗るのもOKだが、多くのユーザーは、自分だけのオリジナルカスタムを目指すだろう。その度合によって、セミオーダーかフルオーダーかという違いにもなるのだが、ここに紹介するモデルは、かなりユーザーのこだわりが反映されたフルオーダー車両となる。
積み込んだエンジンは1975年型のショベルモーターユニット。当時の排気量は1200ccだが、軽く回るエンジンとして、軽量のリジットフレームとの相性は抜群であるという。
フレームや、フロントフォーク、もちろんガソリンタンクやオイルタンクにもカスタムペイントを施し、ゴールドリーフのロゴデザインやピンストライプを描く等の内容は、ユーザーが直接ペイントショップに発注しているようでもある。
よく見ると、このバイクにはハーレーダビッドソンの文字は見当たらないということも個性的で、唯一無二のカスタムを主張していようでもある。
ハード部分のパーツ選択にもこだわりを感じる。品質の高い遠藤自動車オリジナルのパーツに加え、ワンオフ製作されているハンドルバーや、ブレーキパーツのチョイスなど、走りを前提にした機能パーツの選び方にも、非常にセンスを感じる1台なのだ。
これが遠藤自動車サービスの提供する、モダニズムとも言えるだろう。
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