遠藤自動車が提供するカスタムバイクは、基本的にフレーム単体からの作業となる。サンプルになるベースカスタムとしては、オールドスクール系ボバーやディガーといったスタイルが基本で、今やそれが「遠藤スタイル」と言ってもいいぐらいだ。今回紹介するカスタム車両は、オーナーのこだわりがつまった1台・ショベルリジットスプリンガーだ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●取材協力: 遠藤自動車サービス ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
2020年モデルとして『ファットボーイ30周年記念モデル』が登場。ナセルと一体化した異径LEDヘッドライトや、鋳造アルミ製レイクスターホイールといった唯一無二の装備をスタンダードモデルから踏襲し、エン[…]
サイケデリックな塗装を施したオールドスクール
ベース車両をそのまま仕上げて乗るのもOKだが、多くのユーザーは、自分だけのオリジナルカスタムを目指すだろう。その度合によって、セミオーダーかフルオーダーかという違いにもなるのだが、ここに紹介するモデルは、かなりユーザーのこだわりが反映されたフルオーダー車両となる。
積み込んだエンジンは1975年型のショベルモーターユニット。当時の排気量は1200ccだが、軽く回るエンジンとして、軽量のリジットフレームとの相性は抜群であるという。
フレームや、フロントフォーク、もちろんガソリンタンクやオイルタンクにもカスタムペイントを施し、ゴールドリーフのロゴデザインやピンストライプを描く等の内容は、ユーザーが直接ペイントショップに発注しているようでもある。
よく見ると、このバイクにはハーレーダビッドソンの文字は見当たらないということも個性的で、唯一無二のカスタムを主張していようでもある。
ハード部分のパーツ選択にもこだわりを感じる。品質の高い遠藤自動車オリジナルのパーツに加え、ワンオフ製作されているハンドルバーや、ブレーキパーツのチョイスなど、走りを前提にした機能パーツの選び方にも、非常にセンスを感じる1台なのだ。
これが遠藤自動車サービスの提供する、モダニズムとも言えるだろう。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
群馬県の太田市にある遠藤自動車サービスは、オールドテイストハーレーに特化したカスタムバイクショップである。全国から注目されるその特徴と魅力とはなにか? 文・写真=森下光紹 ハーレーカスタムショップなの[…]
セミオーダーとは、すでに用意のある標準的なカスタムをベースに仕上げていくものだが、今回紹介するのは「フルオーダー」された1台だ。オーナーからの要望は自分の誕生年と同じ年式のエンジンを使用し、フレームか[…]
大切な愛車を窃盗団の魔の手から守りたい。つまらないイタズラだってもちろん避けたい。それはどの時代でも共通するハーレーユーザー心理である。近年様々なセキュリティアイテムが販売されてきたが、今回紹介するの[…]
青木: まず驚いたのは、乗りやすいってことでしたね。足回りの変更でスポーツ性を上げると聞いていたので、サーキットやワインディングロードに特化した乗り味なのかなと思ってました。 梅島:それは昔散々やって[…]
バイクの手入れには誰もが気を使うもの。特にハーレーの場合は、高品質な塗装やメッキ、そして特に艶消し艶消し仕上げの部分など、どう対処して良いのか悩んでしまうものだ。通常の固形ワックスを使用すると、細かい[…]
最新の記事
- 250ccクラス一番人気のバイクはこれだ!【デビュー以来無傷の3連覇|マシン オブ ザ イヤー2022】
- 2024年の「ニンジャZX-10RR」は可変エアファンネル採用! レースキット装着でその機能を解放する!!【北米】
- カワサキ「ニンジャ650」が斬新なニューカラーを採用! アグレッシブな2眼ヘッドライトやトラコンは健在【北米】
- カワサキ「KLX300/SM」2024年モデルはLEDヘッドライトと新外装! パワフルな水冷292cc単気筒の“闘う4スト”が最新世代へ【北米】
- レブルで大陸ヲ横断セヨ! キジマ レブル250/500カスタム【トランスコンチネンタルスタイルで仕上げるレブルシリーズ】
- 1
- 2